「年齢のせい?メイクで隠しきれない顔の赤み」更年期の肌揺らぎや酒さにも。Vビームで根本から見直す赤ら顔治療
こんにちは、大城皮フ科クリニック院長の大城です。「最近、ファンデーションやコンシーラーを厚塗りしても顔の赤みが透けてしまう」「更年期特有の肌の揺らぎやホットフラッシュだと思っていたけれど、ずっと赤みが引かない」と悩む40代・50代の女性は少なくありません。
その「顔の赤み 治らない」というお悩みは、単なる年齢のせいや一時的な炎症ではなく、皮膚の下の毛細血管が異常に拡張している状態や、「酒さ(赤ら顔)」と呼ばれる皮膚疾患が隠れている可能性があります。当院では、メイクで隠すだけの対処療法から卒業し、赤みの原因となる血管に直接アプローチするレーザー治療「Vビーム」を導入しています。今回は、皮膚科専門医の視点から、治らない顔の赤みを根本から見直す治療について詳しく解説します
なかなか治らない顔の赤み。もしかして「酒さ」かも?

更年期の肌トラブルと「酒さ」の違い
女性ホルモンが急激に減少する更年期には、自律神経の乱れから「ホットフラッシュ」と呼ばれるのぼせやほてりが起こりやすく、「更年期 肌」の揺らぎとして一時的に顔が熱くなり赤くなる症状が現れます。通常、この赤みは時間とともに引いていきます。
しかし、それが慢性化して「常に頬や鼻まわりが赤い」「少しの温度差や少量のアルコール摂取で極端に顔が赤くなり、なかなか元に戻らない」といった状態が続く場合、「酒さ(しゅさ)」と呼ばれる慢性炎症性疾患であるケースが多々あります。酒さは、顔の中央(鼻や頬、眉間)を中心に持続的な赤みが生じ、進行するとニキビのような赤いブツブツを伴うこともあります。
間違ったスキンケアが赤みを悪化させる原因に
顔の赤みを気にするあまり、洗浄力の強いクレンジングで過剰な洗顔を行ったり、市販のニキビ薬などをむやみに試したりすると、ただでさえ低下している肌のバリア機能がさらに破壊され、炎症が強まり症状が悪化してしまいます。「ただの肌荒れや更年期ののぼせか、それとも酒さか」をご自身で見極めるのは非常に困難です。まずはむやみに触らず、皮膚科専門医による的確な鑑別(診断)を受けることが、改善への第一歩となります。
院長の考え:
見た目の赤みのみで治療を決めない
当院では、「顔が赤い」という見た目だけで、すべての患者様に一律に同じ治療を当てはめることは決していません。まずは診察で、その赤みが現在進行形の「炎症」によるものなのか、それともすでに「固定化した血管性の赤み」になっているのかをしっかりと見極めます。もし炎症が主体であれば、レーザー治療を急ぐのではなく、まずは保険診療による外用薬の処方や、日常生活での刺激回避(スキンケアの指導など)を優先し、しっかりと炎症を抑えることを第一に考えています。
赤ら顔・酒さの根本治療「Vビーム」とは?

異常な毛細血管だけを破壊して赤みを消す
炎症が落ち着き、それでも残ってしまった固定的な毛細血管の拡張や「酒さ」に対して非常に有効なのが、「Vビーム」という色素レーザーを用いた治療です。
Vビームは、血液中の「赤い色素(ヘモグロビン)」にのみ選択的に吸収される波長(595nm)のレーザー光を照射します。このレーザー光が血管内のヘモグロビンに吸収されると熱エネルギーが発生し、正常な皮膚組織には極力ダメージを与えずに、赤みの原因となっている異常に拡張した毛細血管だけを熱で破壊します。破壊された血管は徐々に体内に吸収されて排出されるため、根本から「酒さ」による赤みの軽減が期待できます。
コラーゲン生成による肌のハリ・ツヤUP効果も
さらにVビームの素晴らしい点は、血管治療にとどまらないことです。レーザー照射による熱エネルギーの微細な刺激が、真皮層にあるコラーゲンの生成を強力にサポートします。そのため、赤みを消す治療と同時に、お肌の弾力やハリ感がアップし、小ジワの改善といった40代・50代に嬉しい美肌効果(リジュビネーション効果)も実感していただけます。Vビームの魅力は、血管治療にとどまりません。レーザー照射による微細な刺激が肌内部の線維芽細胞に働きかけ、コラーゲンの生成を強力にサポートします。これにより、赤みの改善と同時に、お肌全体のハリやツヤ感がアップする美肌効果も期待できます。エイジングサインが気になる40代・50代に嬉しい副次効果です。
院長の考え:
やる意味のある治療を選ぶ
固定化した血管性の赤みに対しては、Vビームの適応を検討します。しかし、もし診察時に赤みがほとんど確認できないような状態であれば、無理にレーザー治療を積極的におすすめすることはありません。当院では、技術的に「レーザーが打てるかどうか」ではなく、現在の患者様のお肌の状態にとって「その治療を行うメリットがリスクを上回るか(やる意味があるか)」を最も重視して治療方針を決定しています。
Vビームの痛みやダウンタイム、治療ペースは?

冷却ガスシステムで痛みを最小限に
レーザー治療において「痛み」や「やけど」を心配される方は多いですが、Vビームには「DCD(Dynamic Cooling Device)」と呼ばれる優れた皮膚冷却システムが搭載されています。
これは、レーザーを照射する直前に、マイナス数十度という非常に冷たい特殊な冷却ガス(寒剤)を肌に吹き付ける機能です。これにより、皮膚の表面を熱からしっかりと保護するため、熱損傷(やけど)のリスクを最小限に抑えることができます。痛みは「輪ゴムでパチンと弾かれたような感覚」を感じる程度で、多くの方が麻酔なしで安全に治療を受けられています。
ダウンタイムと推奨される通院ペース
冷却システムにより肌への負担は軽減されますが、治療の特性上、照射直後は一時的な赤みやほてり、軽い腫れが出ることがあります。また、設定によっては内出血(紫斑)が生じることもありますが、通常は数日から1〜2週間程度で自然に落ち着きます。照射部へのメイクは翌日から(状態によっては当日から)可能ですので、日常生活への影響は比較的少なく済みます。
異常な毛細血管を一度で全て無くすことは難しいため、通常はおよそ3ヶ月に1回(自費診療の場合は症状により最短1ヶ月間隔)のペースで、複数回(平均3〜5回)の継続治療を行うことが、根本改善への近道となります。
院長の考え:
ダウンタイムも治療の一部として考慮する
Vビーム治療後の一時的な赤みや紫斑といったダウンタイムは、効果をしっかり出すためにある程度は避けられない反応です。しかし、患者様のお仕事や日常生活の事情で「どうしてもダウンタイムを長引かせたくない」という場合には、設定を調整して紫斑が出にくいマイルドな照射を行うことも可能です。効果の高さだけでなく、患者様が無理なく日常生活を送りながら治療を続けられるかどうかを大切にしています。
Vビームの施術の様子や料金について
赤ら顔や酒さの根本治療として注目を集めている「Vビーム」。レーザーを用いた本格的な赤み治療を初めて受ける方は特に、「どのような施術を行うのか?」「痛みやダウンタイムはどうなのか?」など、誰しも気がかりなポイントかと思います。 Vビームによる治療について、実際の施術の様子などがわかるInstagramのリール投稿もご用意しておりますので、よければぜひこちらもご覧ください。
▶ [InstagramでのVビーム施術の動画はコチラから]
赤み治療 Vビームの料金
当院では、患者様のお悩みや赤みの状態に合わせた明瞭な料金体系をご用意しております。赤みや酒さの治療は、焦らず複数回の定期的な照射を重ねることが根本改善の鍵となるため、無理なく継続していただきやすいよう、初回のお試し価格やお得なコース料金、モニター価格などを設定しております。
代表的な治療メニューの料金(税込)
■ Vビームフェイシャル(※全メニューにヒーライトⅡ照射付き)
- 全顔(お顔全体の赤み・肌質改善に)
- 1回:33,000円(お試し価格:31,350円 / モニター価格:26,400円)
- 頬+鼻(酒さや毛細血管拡張症が目立ちやすい部位に)
- 1回:22,000円(お試し価格:20,900円 / モニター価格:17,600円)
※上記の自費診療メニューのほか、継続治療のためのお得な「6回コース」「10回コース」もご用意しております。 ※症状(毛細血管拡張症や赤アザなど)によっては、健康保険が適用される場合もございます。
まずは医師が的確に診断いたしますので、詳しい料金やその他の美肌治療メニューについての詳細は、以下の料金表ページよりご確認ください。
継続しやすい環境が美肌を作る。当院が選ばれる理由
美容医療は、良い状態をキープするために無理なく通い続けられる「環境」も大切な要素です。
駐車場200台完備。
Vビーム施術後も車でノーメイクのまま帰れる安心感

江南市、大口町、扶桑町はもちろん、小牧市や犬山市からも多くの患者様にご来院いただいております。当院は広々とした200台分の駐車場を完備しております。
Vビームによる赤み・酒さ治療は、照射後に患部を保護するための軟膏を塗った状態でお帰りいただきます。また、治療の特性上、一時的に赤みや軽い腫れ、設定によっては内出血(紫斑)が出ることがあります。「顔に赤みがある状態や、軟膏を塗布したままで電車やバスに乗るのは人目が気になってストレス」「施術直後はメイクで刺激を与えず、すっぴんのままリラックスして肌を休ませて帰りたい」という方も多いかと思います。
当院であれば、ドア・ツー・ドアでご自身の車に乗り込み、誰の目も気にすることなくご帰宅いただけます。こうしたプライバシーが守られる通いやすさも、複数回の継続が根本改善の鍵となる赤ら顔・酒さ治療を、無理なくストレスフリーに続けていただける理由の一つです。
いつもの皮膚科受診をきっかけに。
安心の「美容専用カウンセリング」

当院は1日約350名以上の患者様にご来院いただく、保険診療を中心とした皮膚科医院です。湿疹や肌荒れなど、いつもの診察時に「実は最近、メイクで顔の赤みが隠せなくなってきて…」「更年期のせいか、いつも頬がほてっている気がして…」とお声がけいただくことも少なくありません。
一言で「顔の赤み」と言っても、その原因が一時的な肌荒れやかぶれなのか、異常な毛細血管の拡張なのか、あるいは「酒さ」が隠れているのかは、お一人おひとり全く異なります。そのため、まずは一度皮膚科専門医がしっかりと診察し、赤みの原因を正確に「鑑別(見極め)」することが大切です。状態に合わせて、保険適応となるお薬(外用薬や内服薬)の処方から、根本改善を目指すVビームなどのレーザー治療まで、あなたに最適な治療プランをご提案させていただきます。
まずはいつもの受診のついでに、少しお声がけいただければと思います。こうした「かかりつけの皮膚科」ならではのスムーズで安心なステップが、本格的な赤ら顔・酒さ治療が初めての患者様にも多く選ばれている理由かと思います。
まとめ:メイクで隠す毎日に終止符を。
Vビームで根本から見直す赤みケア
「更年期のせいだから」「体質だから」と諦めて、毎日ファンデーションやコンシーラーで顔の赤みを隠し続けるのは、お肌にとっても精神的にも大きなストレスとなります。なかなか治らない赤みや酒さは、自己流のスキンケアで解決することは難しく、的確な診断と「Vビーム」のような医療機器を用いたアプローチが根本改善への最も確実な道です。
Vビームは赤みの原因となる異常な毛細血管を安全に破壊するだけでなく、コラーゲン生成を促して肌全体にハリとツヤをもたらすため、40代・50代のエイジングケアとしても非常に優れたポテンシャルを秘めています。赤みでお悩みだった患者様が治療を経て、すっぴんに自信を取り戻し、表情まで明るく前向きに変わっていくお姿を数多く拝見してきました。
「私の赤みは酒さなの?」「Vビームが自分に合っているかわからない」と迷われている方も、どうぞご安心ください。お顔の赤みには様々な種類があるため、まずは皮膚科専門医がしっかりと原因を見極め、保険適応となるお薬での治療からレーザー治療まで、お一人おひとりに合わせた最適なプランをご提案いたします。
無理な治療をおすすめすることは決してありませんので、どうぞ肩の力を抜いて、いつもの湿疹やお肌荒れの診察のついでに、お気軽にご相談にいらしてください。
執筆・監修医師プロフィール
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大城 宏治
大城皮フ科クリニック大口本院 院長
皮膚科専門医
▶ [院長の診療への想いはこちらから]
経歴
- 2005年名古屋大学医学部 卒業
- 2005年社会保険中京病院 臨床研修医
- 2007年名古屋大学医学部附属病院 皮膚科
- 2008年豊橋市民病院 皮膚科
- 2009年虎の門病院 皮膚科(国内留学)
- 2011年社会保険中京病院 皮膚科
- 2013年江南厚生病院 皮膚科 医長
- 2016年6月大城皮フ科クリニック 開院
- 2023年10月大城皮フ科クリニック 大口本院 開院
所属・資格
- 日本皮膚科学会 皮膚科専門医
- 日本美容皮膚科学会
- 日本皮膚悪性腫瘍学会
- 日本皮膚外科学会
- 日本アレルギー学会 ほか
教育/臨床研究活動
- Cynosure Lutronic 社のKOLレーザー・エネルギーデバイス領域における KOL(Key Opinion Leader)・アドバイザーとして、講演・臨床研究・製品評価など、最新技術の臨床応用に携わる。
- LA ROCHE-POSAY(ラロッシュポゼ)社のKOLダーマコスメ分野において KOL・アドバイザーとして活動。
臨床評価試験や講演などを通じ、皮膚科学的スキンケアの啓発に貢献。 - オリジナルスキンケアブランド開発スキンケアブランド ChronoVerso および Chrono Undeux を開発。
「肌の時を巻き戻す」というコンセプトのもと、治療とスキンケアの融合を追求。 - その他美容皮膚科関連企業に対して、製品開発・臨床応用・教育活動へのアドバイザリー協力を行っている。
メディア/雑誌掲載
- 名古屋テレビ「アップ」「ドデスカ」など多数出演
- 『頼れるドクター』
- 『VOCE』月刊『KELLY』
- 『Cheek』
- 生活情報誌『くれよん』
- 中日新聞
医院紹介サイト掲載
- ドクターズファイル
- 名医のチョイス
- わたしの名医

