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ODOR
ワキガ・多汗症
ワキガ・多汗症とは
ワキガ(腋臭症)は、特定の汗腺(アポクリン汗腺)から分泌される汗が原因で、特有の強い臭いを発する状態です。 一方で多汗症は、運動や気温に関わらず、日常生活に支障をきたすほど過剰に汗をかいてしまう疾患を指します。 「ただの汗っかきだから」「体質だから仕方ない」と個人の問題として捉え、長年お一人で悩み続けている方も少なくありませんが、これらは医学的な治療の対象となる「疾患」です。 どちらも周囲の視線が気になりやすい症状ですが、医療機関での適切な治療で根本からの改善が見込めます。適切な診断と治療によって症状が改善できることを知っていただくことが、長年のお悩みを解決するための第一歩となります。
ワキガ・多汗症の原因
CAUSE
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アポクリン汗腺からの分泌物と常在菌
ワキガ特有の臭いは、脇の下や耳、乳輪などに分布する「アポクリン汗腺」から分泌される汗が主な原因です。 この汗自体は無臭ですが、脂肪やタンパク質、アンモニアなどが多く含まれており、粘り気がありベタベタしています。これらの成分が、皮膚の表面に存在する常在菌によって食べられて分解される際に、鼻につく特有の臭いへと変化します。
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遺伝的な体質や性ホルモンの影響
ワキガの発症には遺伝的な要因が強く関わっており、ご家族にワキガ体質の方がいる場合、遺伝する確率が高くなります。 また、アポクリン汗腺はホルモンバランスの乱れによっても汗を分泌しやすくなり、思春期を迎えて性ホルモンの分泌が活発になったり、緊張や興奮、ストレスを感じたりすると、アポクリン汗腺が刺激されて臭いが気になり始めることが多いです。 症状の現れやすい思春期から社会で活躍される年代は、特に周囲の目が気になりやすい時期でもあり、ご本人にとって大きなストレスになることも少なくありません。
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交感神経の過剰な働きと精神的緊張
多汗症の中でも、手のひらや足の裏、脇の下など特定の部位に大量の汗をかく「局所性多汗症」は、全身に広く分布し体温調節を行う「エクリン汗腺」の発達過剰や働きが過剰になることが原因とされています。 暑さだけでなく、不安や緊張などの精神的なストレスを感じた際に、発汗が強く促されてしまいます。「手に汗握る」という言葉があるように、交感神経からの指令が過剰になり、体温を下げる必要がない状況でも自分の意思とは無関係に大量の汗をかいてしまうのが特徴です。
ワキガ・多汗症の種類と治療法
ワキガ(腋臭症)
ワキガは、アポクリン汗腺から分泌される成分が原因で臭いが生じる状態であり、ご自身では気づきにくい場合もあります。 衣服の脇の部分が黄色く黄ばむ、耳垢が湿っている、毛深い(わき毛が多い)といった特徴がある方は、ワキガ体質である可能性が高まります。 また、衣服に汗ジミができやすく、着られる服の色や素材が制限されてしまうといったお悩みにも繋がります。当院では、メスを使わずに微細な針(マイクロニードル)を皮膚に挿入し、針の先端から高周波を出して、汗腺を直接破壊する画期的な機器治療「インフィニスウェット」などを導入しております。破壊された汗腺は再生しないため半永久的な効果が期待でき、表皮には熱が入らないためヤケドのリスクや傷跡を残さない治療をご提案しております。お一人おひとりの症状やご希望を丁寧にお伺いし、最適な治療法をご提案いたします。
自由診療での治療方法
外用薬(パースピレックス、塩化アルミニウム)
局所性多汗症(脇汗・手汗・足汗など)
体の一部から異常に汗をかく状態で、脇の下(腋窩多汗症)や手のひら(手掌多汗症)、足の裏などに症状が現れます。 書類やノートが汗で濡れて破れてしまったり、パソコンやスマートフォンが操作しづらかったり、日常生活や対人関係に大きな不便をもたらします。また、脇が汗で湿った状態が続くと細菌が繁殖しやすくなり、汗臭さの原因にもなります。 当院では、市販の制汗剤とは異なり症状を根本から抑えることを目的とした医療用の外用薬(エクロックゲルやラピフォートワイプ、手汗用のアポハイドローションなど)や内服薬の処方のほか、交感神経から汗腺への指令をブロックして発汗を抑える注射治療(ボトックス注射)、さらには汗腺を直接破壊する機器治療(インフィニスウェット)などを行っております。「また汗をかいたらどうしよう」という精神的なご負担を和らげ、患者様がその人らしい快適な生活を取り戻せるよう、ライフスタイルに合わせた治療を一緒に見つけていきましょう。
自由診療での治療方法
外用薬(パースピレックス、塩化アルミニウム)
当院での治療の特徴
OUR FEATURES
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01
皮膚科専門医による正確な診断と治療提案
当院では、患者様の症状や汗の量、臭いの程度を客観的に診断いたします。 アポクリン汗腺が原因のワキガなのか、エクリン汗腺が原因の多汗症なのかを見極めた上で、一人ひとりのライフスタイルやご希望に合わせた無理のない治療計画をご提案します。
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02
メスを使わず跡を残さないニードルRF治療
ワキガや多汗症の治療において、切開手術による傷跡や体への負担を懸念される方に向けて、当院ではニードルRF治療「インフィニスウェット」を導入しております。 極細の針(マイクロニードル)を皮下に挿入し、針の先端から高周波を照射して汗や臭いの原因となる汗腺を直接破壊するため、手術とは異なり傷跡を残さず、体に負担をかけない治療が可能です。ダウンタイムもほとんどなく、2〜3日の赤みと1〜2週間程度のかさぶたで済むのが特徴で、破壊された汗腺は再生しないため半永久的な効果が期待できます。これまで「手術には抵抗がある」と治療に踏み切れなかった方にも、安心してお選びいただける画期的な治療法です。
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03
保険適用の可否も含めた丁寧なご説明
多汗症の治療には、症状によって保険適用となる外用薬(脇汗用のエクロックゲルやラピフォートワイプ、手汗用のアポハイドローション)や内服薬(プロバンサイン)がございます。 自由診療となる機器治療(インフィニスウェット)や注射治療(ボトックス)を含め、各治療法のメリットやリスク、費用を事前にお伝えし、ご納得いただいてから治療を開始します。体への負担が少なくリスクの低い方法から段階的に検討するなど、疑問や不安な点は、どんなことでも遠慮なくお尋ねください。
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04
痛みに配慮したリラックスできる治療環境
注射や機器を用いた治療に不安を感じる方にも安心していただけるよう、当院では痛みに配慮した治療を心がけております。 インフィニスウェットの施術では麻酔クリームを使用し、痛みをできるだけ最小限に抑えます。患者様のペースに合わせてお声がけをしながら丁寧に施術を進めてまいります。治療への不安や緊張がさらなる発汗やストレスに繋がらないよう、心身ともにリラックスして受けていただける環境づくりを徹底しております。
診察 / 診療の流れ
FLOW
初めてご来院される方は、ぜひ 初めての方へ をご確認ください。
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ご来院・受付
医療脱毛・薄毛治療・メディカルダイエット・ピアス・美容注射・多汗症・わきがの施術は、カウンセリング予約不要です。
受付時間内に直接ご来院ください。
平日は9:00~11:00/15:30~17:30
土曜日は9:00~11:00/14:00~16:00
受付後は待合室にてお待ちください。順番になりましたら、スタッフが番号でお呼びいたします。 -
カウンセリング/医師の診察
医師が診察を行い、症状やご希望内容を確認したうえで、施術の可否を判断します。
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当日施術または施術日時の予約
医師の診察後、当日施術が可能な場合は、そのまま施術をご案内いたします。
別日での施術となる場合は、美容待合室へご移動いただき、同意書へのご署名、施術日時の調整、料金についてスタッフよりご説明いたします。
施術日時が決まりましたら、予約票をお渡しします。
別日で施術を受けられる場合は、施術当日に予約票に記載されている日時に受付までお越しください。
受付後は美容待合室にてお待ちいただき、スタッフが施術内容の確認に伺います。 -
施術
施術室にて施術を行います。
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施術後のご案内・会計
施術後は美容待合室にて、施術後の注意事項、スキンケア方法、次回受診の目安についてご案内いたします。
その後、2階美容フロアの受付にて会計手続きを行います。
会計手続きが完了しましたら、1階の自動精算機へお進みいただき、お支払いをお願いいたします。
お支払い後は、そのままお帰りいただけます。
よくある質問
FAQ
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ワキガと多汗症の違いは何ですか?
ワキガは「アポクリン汗腺」から分泌される、脂肪やたんぱく質を含んだベタベタした汗が皮膚の常在菌に分解されることで、鼻につく特有の臭いを発する状態です。一方で多汗症は、「エクリン汗腺」から分泌される水分が多く無臭でサラサラした汗が過剰に出る状態を指します。これらは全く異なる症状ですが、多汗症で汗の量が多いと、その汗が蒸発する際にワキガの臭いを周囲に拡散させやすくなるため、両方を併発して悩まれる方も多くいらっしゃいます。どちらも「ただの汗っかき」「体質だから」と誤解されがちですが、医学的な治療の対象となる疾患です。「また汗やにおいが気になったらどうしよう」という精神的な悪循環に陥る前に、まずは一度ご相談ください。
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ワキガと多汗症治療には保険が適用されますか?
多汗症の治療については、原発性腋窩多汗症(脇汗)に対する外用薬(エクロックゲルやラピフォートワイプ)、原発性手掌多汗症(手汗)に対する外用薬(アポハイドローション)、そして全身の汗を減らす内服薬(プロバンサイン)などによる治療は、医師の判断により保険適用となります。一方で、ボトックス注射やニードルRF(インフィニスウェット)などの機器治療、パースピレックス等の特定の外用薬は自由診療(自費)となります。
ワキガの治療については、重度の腋臭症と診断された場合のみ、保険適用の治療はございます。各治療の費用面を含め、ご納得いただいた上で最適な方法をお選びいただけるよう丁寧にご説明いたします。 -
市販の制汗剤でワキガは治りますか?
市販の制汗剤(スプレーやロールオンなど)は「発汗を減らすこと」を目的としており、一時的に汗を抑えたり臭いをマスキングしたりする効果はありますが、汗腺の働きを根本的に改善するものではないため、ワキガを治すことはできません。医療機関で処方されるお薬は、発汗を根本から抑えることを目的としているため、症状の根本的な改善が期待できます。症状が強い場合は、医療機関で汗腺に直接アプローチして破壊する機器治療(インフィニスウェット)や、医療用の外用薬を使用することをおすすめいたします。医療機関ならではの適切な治療で、毎日のケアの手間や精神的なご負担を減らすお手伝いをいたします。
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機器治療(ニードルRF)の痛みやダウンタイムはありますか?
ニードルRF(インフィニスウェット)は極細の針(マイクロニードル)を皮膚に挿入するため痛みを伴う治療ですが、事前に麻酔クリームを使用することで、痛みをできるだけ最小限に抑えながら施術を行います。メスを使った手術とは異なり、傷跡が残らず体に負担をかけないのが特徴で、ダウンタイムは2〜3日の赤みと、1〜2週間程度で自然にはがれ落ちるかさぶたで済むことがほとんどです。これまで「痛みが心配」「切開手術や傷跡には抵抗がある」と治療に踏み切れなかった方にも、安心してお選びいただける画期的な治療法です。
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子どもでもワキガの治療を受けることはできますか?
お子様の治療も可能ですが、成長期は汗腺が発達する途中の段階であるため、身体への負担が大きい根本的な手術等は推奨されない場合があります。当院では、お子様の成長段階や症状に合わせて、身体に負担の少ない治療を中心にご提案しております。例えば、保険適用となる脇汗用の外用薬のうち、ラピフォートワイプは9歳以上、エクロックゲルは12歳以上のお子様から処方が可能です。日常生活でのケア方法のアドバイスを含め、保存的治療を中心にサポートいたします。思春期の汗や臭いのお悩みは、学業や友人関係に影響を与えたり、お子様の自己肯定感の低下に繋がったりすることもあります。「成長すれば治るだろう」と見過ごさず、早期に適切なケアを始めることが、お子様が学校生活を前向きに送るための大きな助けとなります。
注意事項
PRECAUTIONS
リスク・副作用
ワキガ・多汗症に対する自由診療(ニードルRF、ボトックス注射、外用薬等)を行った場合、以下のリスクや副作用が生じる可能性があります。
・機器治療(ニードルRF):施術時の痛み、術後の赤み、腫れ、熱感、内出血、一時的な色素沈着や毛嚢炎
・注射治療(ボトックス注射):注射部位の痛み、赤み、内出血、腫れ、一時的な筋肉の違和感や動かしにくさ
・外用薬(パースピレックス、塩化アルミニウム):塗布部位のかゆみ、赤み、かぶれなどの接触性皮膚炎(肌に合わない場合は使用を中止し、医師にご相談ください)
万が一、治療後に強い痛みや異常な症状が長引く場合は、速やかに当院の皮膚科専門医までご相談ください。適切な処置とアフターケアをご案内いたします。
禁忌
安全にワキガ・多汗症の治療をお受けいただくため、以下に該当する方は治療(特に機器治療や注射治療)をお断りする、または慎重な判断が必要となる場合がございます。
・妊娠中、または妊娠の可能性がある方、授乳中の方
・治療部位に強い皮膚炎や感染症、傷がある方
・ペースメーカーや植え込み型除細動器などの電子医療機器を使用されている方(機器治療の場合)
・重度の自己免疫疾患や神経・筋疾患(重症筋無力症など)をお持ちの方(ボトックス注射の場合)
・ケロイド体質、または傷跡が残りやすい体質の方
・使用する薬剤に対して過去にアレルギー反応を起こしたことがある方
その他、ご自身の健康状態や服用中のお薬についてご不安がある場合は、必ず事前の診察時に医師へご申告ください
監修医師
DOCTOR
大城皮フ科クリニック
院長大城 宏治
学歴
- 2005年
- 名古屋大学医学部卒業
- 2005年
- 社会保険中京病院 臨床研修医
- 2007年
- 名古屋大学医学部附属病院皮膚科
- 2008年
- 豊橋市民病院皮膚科
- 2009年
- 東京 虎の門病院皮膚科に国内留学
- 2011年
- 社会保険中京病院 皮膚科
- 2013年
- 江南厚生病院 皮膚科医長
- 2016年
- 大城皮フ科クリニック開院
- 2023年
- 大城皮フ科クリニック大口本院開院
所属/資格
- 日本皮膚科学会 皮膚科専門医
- 日本皮膚悪性腫瘍学会
- 日本皮膚外科学会
- 日本アレルギー学会