保険診療予約

受付時間: 9:00~12:00 / 15:30~18:30 (土曜日の午後は14:00~17:00まで)

休診日: 木曜 / 日曜 / 祝日

受付時間が過ぎても診察が続いている場合、ご予約をされている患者さまに限り午前は12:30まで、午後は19:00まで
(土曜は17:30まで)

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受付時間: 9:00~11:00 / 15:30~17:30 (土曜日は9:00〜11:30 / 14:00〜16:00まで)

休診日: 木曜 / 日曜 / 祝日

美容カウンセリング受付時間は、通常の診療時間より各枠30分早く終了します。

下記施術は予約は必要ありません。受付時間内に直接お越しください。
医療脱毛 / 薄毛治療 / メディカルダイエット / ピアス / 美容注射 / 多汗症 / わきが

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ATOPIC
DERMATITIS

アトピー性皮膚炎

アトピーを治したいと本気で考える方に、全力で寄り添います!

アトピー性皮膚炎は、「皮膚の乾燥」と「アレルギー体質」によって発症し、かゆみを伴う湿疹が良くなったり悪くなったりを繰り返す慢性的な皮膚の病気です。当院の院長自身も幼少期から重度のアトピー患者であり、治療を継続する難しさや患者さまの辛さを誰よりも理解しています。だからこそ、患者さまの気持ちに全力で寄り添い、医学的根拠に基づいた適切な診断と治療を患者さま目線で行っています。

当院での治療の特徴

OUR FEATURES

  • 01

    皮膚科専門医複数名による専門的な診療体制

    当院には、高度な治療経験を持つ複数の皮膚科専門医が在籍しています。一人の医師による診療だけでなく、複数名の専門医による確かなチーム医療体制を整えることで、より確実で専門的な治療を提供いたします。患者さまのお悩みにしっかりと耳を傾け、最善の医療で確かな信頼と安心をお届けします。

  • 02

    安心に寄り添う。女性医師も在籍する相談しやすい環境

    当院には女性医師も在籍しており、女性特有のお悩みやデリケートな症状も気兼ねなくお話しいただけます。また、院内は全室バリアフリー設計で、小さなお子さま連れの方や初めての方でも安心です。笑顔のスタッフが常に患者さまファーストで、あたたかく相談しやすい環境でお迎えいたします。

  • 03

    薬の効果を最大限に引き出す、『塗り方・洗い方』の徹底レクチャー

    お薬の効果をしっかり実感していただくためには、日々の正しいスキンケアが欠かせません。当院では、単にお薬を処方して終わりではなく、効果を最大限に引き出すための「塗り方」や「洗い方」まで丁寧にレクチャーいたします。同じ治療法でも、治療の道筋がはっきり伝わり、ご自身が前向きにケアを行うことで結果は大きく変わります。アトピーやニキビなどのお悩みに寄り添い、分かりやすい説明で健やかな肌へと導きます。

  • 04

    肌の未来を見据える。美容皮膚科とのシームレスな連携

    一般皮膚科での保険診療による疾患の治療にとどまらず、併設する美容皮膚科とのシームレスな連携が可能です。お悩みを改善したその先の「より健やかで美しい皮膚」を一緒に目指すこともできます。14種類・20台の複数の機器を活用し、幅広い治療の選択肢から未来の肌を見据えた当院ならではの付加価値をご提案します。

  • 05

    通院のストレスを最小限に。200台の広々駐車場とスマートな受診システム

    当院はお車でご来院いただく方が非常に多く、「混雑していて駐車できない」というご不安なくお越しいただけるように200台の大型駐車場を完備しています。さらに、診察や会計時の待ち時間を最小限にするため、予約システムや自動精算機を導入しております。通院に伴う時間的・物理的なストレスをなくし、受付からお帰りまでスムーズで快適な受診環境をご提供します。

OSHIRO SKIN CLINIC

OSHIRO SKIN CLINIC

OSHIRO SKIN CLINIC

OSHIRO SKIN CLINIC

アトピー性皮膚炎の種類・分類

TYPE

強いかゆみを伴う湿疹と赤み

アトピー性皮膚炎の主な症状は、強いかゆみを伴う赤みや、盛り上がりのある湿疹です。顔や首、わき、肘や膝の内側など、こすれやすい部位に現れやすいという特徴があります。じゅくじゅくして引っかくと液体が出たり、長引くと皮膚がゴワゴワと硬くなって盛り上がったりします。「かゆい→かく→悪化→かゆい」という悪循環を繰り返し、全身の湿疹に至ってしまうため、早めの対処が重要です。

年齢によって変化する症状の特徴

アトピー性皮膚炎は、一般的に幼少期から学童期に発症し、年齢によって症状の特徴が変化します。10歳までに治る場合も多いですが、成人しても症状の改善が見られない「成人型アトピー性皮膚炎」として長引くケースもしばしば見られます。一般的に、湿疹が良くなったり悪くなったりを繰り返し、6ヶ月以上(乳幼児では2ヶ月以上)症状が続くと慢性と判断されます。

重症度(軽症・中等症・重症)

炎症範囲やかゆみ、睡眠障害、日常生活への影響などを総合的に評価して重症度を判定します。中等症以上や外用で十分な改善がない場合は、光線療法や生物学的製剤、JAK阻害薬の併用を検討します。

アトピー性皮膚炎の原因

CAUSE

皮膚のバリア機能の低下

皮膚は、表面の皮脂膜や角質細胞などがバリアの役割を担い、外からの物質の侵入を防いでいます。しかし、アトピー性皮膚炎の方はベースに乾燥肌があるため、この「皮膚のバリア機能」が弱まっています。皮膚が乾燥することでさらにバリア機能が低下し、外からの異物が容易に皮膚の中まで入り込みやすくなり、赤みやかゆみといった症状が出現します。

アレルギー要因と環境などの悪化要因

バリア機能が低下した皮膚から、ハウスダストやダニ、食べ物の破片などのアレルギー原因物質が侵入することで、アレルギー反応が起こりかゆみを生じます。ご家族やご自身にアトピー性皮膚炎、喘息、花粉症、食物アレルギーなどの疾患がある方は「アトピー素因」を持ち、アレルギーを起こしやすい体質と考えられます。また、衣服などのこすれや汗といった刺激も症状を悪化させる引き金となるため、日頃からの適切なスキンケアと生活環境の調整が欠かせません。

かゆみの悪循環

アトピー性皮膚炎の症状を悪化させる大きな要因が「かゆみの悪循環」です。
アトピー性皮膚炎の方は、皮膚が乾燥しやすくバリア機能が弱いため、ハウスダストやダニなどのアレルギー原因物質が皮膚へ侵入しやすい状態にあります。これらが侵入するとアレルギー反応が起こり、かゆみが生じます。
そこでかゆみに耐えきれず皮膚を掻いてしまうと、皮膚に小さな傷がつき、その傷からさらにアレルギー原因物質が侵入してしまいます。その結果、ますますかゆみが強くなるのです。
この「かゆい→掻く→悪化→さらにかゆい」というサイクルを繰り返すことで、全身の湿疹へと至ってしまいます。

アトピー性皮膚炎の治療

TREATMENT METHOD

アトピー性皮膚炎は完治することが難しい疾患ですが、日本皮膚科学会の診療ガイドラインに準拠した正しい治療とスキンケアを継続することで、症状の改善が十分に期待できます。当院では、お一人おひとりの肌の状態に合わせて、外用薬、内服薬、保湿剤、注射、光線療法などを適切に組み合わせた治療を徹底して行います。アトピー性皮膚炎の治療は、症状をきれいにし、その良い状態を長く維持することが目標です。 そのためには、「お薬による治療」「スキンケア」「悪化要因の対策」の3つを並行して行うことが重要です。

お薬や光線療法による炎症のコントロール

アトピー性皮膚炎の治療は、保湿剤で皮膚のバリア機能と保湿を保ちつつ、赤みやかゆみのある部位にはお薬を使って炎症をしっかり改善していくことが重要です。症状の重さに応じて、塗り薬だけでなく、飲み薬や光線療法、重症の方には注射(生物学的製剤)などを組み合わせて炎症をコントロールしていきます。

 

外用薬:ステロイド外用薬(ストロンゲスト~ウィーク)

炎症を抑える強さから5段階(強い順にストロンゲスト、ベリーストロング、ストロング、ミディアム/マイルド、ウィーク)に分類され、症状が重いほど強いお薬を使います。体の部位によって吸収率が異なるため、決められた量をしっかりと塗ることが大切です。副作用を心配して「少なく、短い間だけ使おう」と中途半端に使うと、かえって症状を悪化させたり長引かせたりします。医師の指示通りに、必要な量を必要な期間、必要な部位に使い続けることが重要です。

 

外用薬:タクロリムス軟膏(プロトピック)

ステロイドとは違う効果で、炎症(湿疹)を改善する免疫抑制剤外用薬です。炎症を抑える強さは、ミディアム~ストロングクラスのステロイド外用薬と同程度とされます。ステロイドで効果が不十分な場合や、ある程度炎症が落ち着いた場合などに使われます。また、皮膚が薄い顔や首なども、ステロイドによる副作用を軽減するために適しています。使用して2週間程度は刺激やほてりを感じることがありますが、症状改善とともに徐々に消えていきます。

外用薬:コレクチム軟膏

コレクチム軟膏は、世界で初めて登場した「外用JAK阻害薬」という新しいタイプの塗り薬です。細胞内の免疫反応を伝える経路(JAK経路)をブロックすることで、アトピー性皮膚炎による湿疹や強い痒みを速やかに抑えます。
最大の特徴は、ステロイド外用薬ではないため、長期使用による皮膚が薄くなる副作用(皮膚萎縮)や血管拡張などの心配がほとんどない点です。そのため、顔や首などのデリケートな部位にも使いやすく、ステロイドの副作用が心配な方や、症状が安定した後の維持療法としても非常に有効です。生後6ヶ月以上の赤ちゃんから大人まで幅広く処方可能で、現在のスキンケアにおいて欠かせない選択肢の一つとなっています。

外用薬:モイゼルト軟膏

モイゼルト軟膏は「PDE4阻害薬」と呼ばれる、非ステロイド性の外用薬です。炎症を引き起こす物質(サイトカイン)の産生を抑えることで、皮膚の赤みや腫れ、痒みを改善します。
このお薬の魅力は、マイルドかつ安定した抗炎症作用を持ちながら、副作用のリスクが低いことです。ステロイドで見られるような皮膚の副作用がないため、長期間にわたってじっくりと治療を継続する場合に適しています。刺激感も比較的少なく、お子様のデリケートな肌にも安心して使用できるのがメリットです。「ステロイドを塗り続けるのは抵抗があるけれど、しっかり治療は続けたい」という患者様のニーズに応えるお薬として、主に軽症から中等症の患者様に多く処方されています。

外用薬:ブイタマー軟膏

ブイタマー軟膏は、アトピー性皮膚炎治療の最新の選択肢として注目されている「アリール炭化水素受容体(AhR)活性化薬」です。これまでの薬とは異なるメカニズムで、炎症を抑えるだけでなく、肌のバリア機能を高めるタンパク質(フィラグリンなど)の産生を促進する「デュアルアクション」が特徴です。
特筆すべきは、その高い有効性と、薬を塗るのをやめた後も症状が抑えられる「リミッティング効果(寛解維持)」が期待できる点です。1日1回の塗布で済むため、忙しい方や塗り薬の負担を減らしたい方にも適しています。最新の知見に基づき、ステロイドに頼りすぎない新しい標準治療の柱として、特に症状を根本から整えたい方に推奨されるお薬です。

内服薬:抗ヒスタミン薬・抗アレルギー薬

保湿剤や外用薬の塗布で症状が十分に改善しない場合などに処方します。アトピー性皮膚炎は皮膚をかくと傷がついて症状が悪化するため、かゆみ止めとして、またかゆみを出しにくくする予防的な意味からも、連続して内服することをおすすめします。かゆみを全て抑えることはできませんが、無意識にかくことを減らすことで、中長期的に症状を軽減することができます。

内服薬:シクロスポリン(ネオーラル)

臓器移植などに使われていた免疫抑制薬の飲み薬で、2008年にアトピー性皮膚炎にも使用可能となりました。非常に高い効果がありますが、使用対象者はこれまでの治療で十分な効果が得られず、重症化している16歳以上の患者さまです。服用中は、血圧が上昇したり腎臓の機能が低下したりすることがあるため、定期的に採血をするなど注意が必要です。

光線療法:エキシマライト(エキシプレックス308)

症状が強い部分に対して、免疫機能を調整する働きのある紫外線を照射する治療法です。当院では「308エキシマシステム(エキシプレックス308)」という中波紫外線治療器を導入しております。従来の光線治療に比べて、狭い範囲に高出力で治療に有効な光線を患部だけに安全に照射することが可能であり、素早く効果をあげることができるのが特長です。

新薬(生物学的製剤やJAK阻害薬など)を用いた高度な治療の選択肢

近年、アトピー性皮膚炎の治療は飛躍的な進歩を遂げました。これまではステロイドなどの外用薬による「対症療法」が中心でしたが、現在は炎症の根本原因をピンポイントで抑える「生物学的製剤」や「JAK阻害薬」といった新しい治療薬が次々と登場しています。
これらの高度な治療は、従来の方法では十分な効果が得られなかった中等症から重症の患者様が対象です。痒みの連鎖を根底から断ち切ることで、皮膚の状態を劇的に改善させるだけでなく、痒みによる睡眠不足や精神的ストレスを解消し、日常生活の質(QOL)を大きく向上させることが可能です。当院では、最新の知見に基づき、患者様一人ひとりの症状やライフスタイルに最適な全身療法をご提案いたします。

 

注射:デュピクセント(生物学的製剤)

アトピー性皮膚炎の炎症を引き起こす原因と考えられているIL(インターロイキン)-4とIL-13の過剰な働きを抑える注射剤(生物学的製剤)です。今までの治療で十分な効果が得られず、重症化している15歳以上の患者さまが対象となります。劇的な効果が期待できますが、1カ月の自己負担が数万円以上と高額になる場合があります。

注射:イブグリース(生物学的製剤)

比較的新しい生物学的製剤の一つで、炎症に深く関わる「IL-13」を選択的に阻害します。ターゲットを絞り込むことで、効率よく炎症と痒みを抑えるのが特徴です。高い有効性を持ちながら、最大の違いは維持期に入った後の投与間隔にあります。 症状が安定すれば、4週間に1回の投与で済む場合があり、多忙な方や注射の回数をできるだけ減らしたい方にとって非常に継続しやすい治療薬です。こちらも自己注射に対応しており、ライフスタイルに合わせた治療計画を立てることが可能です。

注射:アドトラーザ(生物学的製剤)

「IL-13」という特定の炎症物質のみを狙い撃ちする、新しいタイプの生物学的製剤です。アトピー特有の炎症を鎮めるだけでなく、皮膚のバリア機能を回復させる効果も期待できます。マイルドかつ着実な効果が特徴で、重い副作用が少ないため、長期にわたり安定したコンディションを維持したい方に適しています。 通常は2週間ごとの投与から開始しますが、状態に応じて投与間隔を柔軟に調整できる点も魅力です。注射部位の反応も比較的少なく、体への負担を考慮しながら質の高い治療を受けたいというニーズに応えます。他の治療法で満足のいく結果が得られなかった方や、最新の免疫療法を取り入れたい方は検討する価値のある治療です。

注射:ミチーガ(生物学的製剤)

「痒み」の伝達に直接関わる「IL-31」という物質をピンポイントで阻害する、世界初の痒み特化型製剤です。アトピー性皮膚炎の最大の悩みである「我慢できない痒み」を早期に抑えることに長けており、早い方では投与後数日で痒みの軽減を実感されます。 痒みが治まることで、無意識に掻き壊してしまう悪循環(イッチ・スクラッチサイクル)を断ち切り、皮膚の状態を根本的な改善へと導きます。基本的には4週間に1回の投与となるため、通院スケジュールも立てやすいのが魅力です。湿疹そのものの改善も期待できますが、特に「とにかくこの痒みを今すぐ何とかしたい」と切実に願う患者様にとって、大きな助けとなるお薬です。

内服薬:リンヴォック(JAK阻害薬)

注射製剤と同等、あるいはそれ以上の強力な効果を持つ内服タイプのお薬です。1日1回の服用で、細胞内の炎症経路をブロックし、全身の炎症と痒みを一気に抑え込みます。「注射が苦手」という方でも導入しやすく、服用開始から数日という短期間で劇的な改善が見られる速効性が最大の特徴です。 複数の炎症物質を同時に遮断するため、既存の治療で効果が乏しかった重症の患者様にも非常に有効です。服用にあたっては定期的な血液検査などが必要となりますが、適切に管理することで、重い症状から解放され、日常生活の質(QOL)を飛躍的に向上させることが可能です。

皮膚の乾燥を防ぎ肌のバリア機能高めるスキンケア

SKIN CARE

アトピー性皮膚炎はベースに皮膚の乾燥があり、皮膚が乾燥することで肌のバリア機能が低下し、外からのアレルギー原因物質(ハウスダストやダニなど)が侵入しやすくなるため、かゆみや湿疹などの症状が悪化してしまいます。空気が乾燥して皮膚から水分が蒸発しやすい冬などは特に注意が必要です。
そのため、毎日のスキンケアでしっかりと保湿を行い、「乾燥しづらい」日常生活に変えていくなどの乾燥対策が非常に重要となります。幼少時から理に叶ったスキンケアを行うことで発症の予防につながり、発症後も入浴後5分以内の素早い保湿など、正しい生活指導とスキンケアを継続することで、大半の方は普通の方と変わらない生活を送ることが可能です。当院では、具体的なお薬の塗り方から日常生活の送り方まで、スタッフが丁寧に細かくご指導させていただいております。

ヒルドイド

皮膚に水分を補うタイプの保湿剤(ヘパリン類似物質)です。当院では、1歳未満のお子様への使用は控えていただいております。また、顔に塗ると「赤ら顔」になる可能性があるため、ヒルドイド単品での顔への使用はお控えください。軟膏、ローション、フォームなどの種類があり、使用部位によって使い分けます。

ワセリン

油分で皮膚を覆うことで水分の蒸発を防ぎ、皮膚を保護する保湿剤です。当院では「プロペト」などを処方しています。配合成分が少ないためかぶれにくいのが特徴で、0歳の小さなお子様から使用でき、顔への使用もおすすめしています。

DRXパーフェクトバリア

重度アトピー患者である当院院長が厳選した、保湿力が非常に高い乳液(DRX ADパーフェクトバリア / ADボディミルク・ADフェイス)です。ワセリンを乳化させて作られているため、さらっとした塗りやすい使用感でありながら、優れた保湿力と保湿持続力を発揮します。配合成分が少なくかぶれにくいため、0歳の小さなお子様や顔への使用も可能です。保険診療で処方できる保湿剤に比べても保湿力が高く、アトピー性皮膚炎や乾燥肌でお悩みの多くの患者さまから高い評価を得ております。

固形石鹸(NOVソープDなど)

当院では、アトピー性皮膚炎や乾燥肌の方には、ボディーソープよりも肌への負担が少ない「固形石鹸」を使用して体を洗うようご指導しています。固形石鹸の中でも、必要最低限の成分で作られた「NOVソープD」は、肌のうるおいを保ちながら汚れをしっかり落としてくれる優れものです。体を洗う際は、ナイロンタオルやスポンジなどは皮膚を傷つけてしまうため使用せず、石鹸をしっかり泡立てて、手で優しく洗うようにしてください。

ドゥーエ入浴剤

肌のバリア機能の低下しているアトピー性皮膚炎、乾燥肌の方にとって「入浴剤」が刺激となり、肌のかゆみの原因になることもあります。
敏感肌用の入浴剤を使用して、入浴時の刺激を減らし、しっとりなめらかな肌を目指しましょう。

アンテリオス XL フリュイド(アウトドア用日焼け止め)

高い紫外線防御効果でありながら、白浮きせず仕上がります。濡れた肌にも密着し、軽い使い心地です。アウトドア用日焼け止めですが、石鹸で落ちるタイプなので、専用のクレンジングも不要です。

悪化要因をできるだけ取り除く日常生活での注意

POINTS

アトピー性皮膚炎は、正しい治療に加えて理に叶った生活指導を継続することで、大半の方は普通の方と変わらない生活を送ることが可能です。当院では、お薬の塗り方や日常生活の送り方まで、スタッフが丁寧に細かくご指導させていただいております。実生活で実行が難しい制限を強要するのではなく、優先順位を決めてできることから一緒に取り組んでいきます。

生活指導

日常生活では、皮膚への刺激を減らし、乾燥を防ぐ環境づくりを心がけましょう。

衣類

皮膚に触れる洋服は綿100%の物を着用し、冬場のヒートテックの直着用は避けてください。また、柔軟剤については、衣類と皮膚との摩擦を減少させる効果があるため、使用をおすすめしています。

室内環境

加湿付き空気清浄機などを使用して温度と湿度を快適に保ちます。ホットカーペットやこたつは皮膚を乾燥させてしまうため、使用は避けてください。

入浴と清潔

入浴時は40℃(冬は41℃)以下の温度で10分以内におさめるなど、体が温まりすぎないようにします。一般的な入浴剤は肌の刺激になることがあるため、敏感肌用の入浴剤(ドゥーエ入浴剤など)を使用して刺激を減らしましょう。

汗対策

汗をかいた後は、できるだけ早くシャワーで汗を洗い流し、皮膚を清潔に保つことが大切です。夏場など汗をかきやすい季節は、朝のシャワーと帰宅後すぐの入浴を行うことをおすすめします。

その他

無意識に肌を掻いてしまっても害が少なくなるよう爪は短く切り、お酒や刺激物の摂取はかゆみを増強させるため控えるようにしてください。

大人と子どものアトピーの違い

TYPE

大人もかかるアトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は幼少期から学童期に発症し、10歳までに治る場合も多いですが、成人しても症状の改善が見られず長引くケース(成人型アトピー性皮膚炎)もしばしば見られます。しかし、現在のアトピー性皮膚炎は、最重症の1割を除けば、ガイドラインに沿った適切な治療を継続することで、ほぼ症状がおさまって日常生活で困らない状態にすることが十分に可能です。大人になってから長引く症状にお悩みの方も、「治らない」と諦めずに根気よく治療を続けることが大切です。

大人のアトピーの原因と生活環境の改善

大人のアトピー性皮膚炎も、根本的な原因は「皮膚の乾燥(バリア機能の低下)」と「アレルギー体質(アトピー素因)」にあります。バリア機能が低下した皮膚に、ダニやハウスダストなどのアレルギー原因物質が侵入したり、日々の汗や摩擦、ストレスなどの悪化要因が加わったりすることで炎症が引き起こされます。 そのため、お薬による治療と併せて、以上述した生活上の注意をお守りいただくことが非常に重要です。

 

小児(赤ちゃん)のアトピー性皮膚炎の特徴と、食物アレルギーとの関係性

アトピー性皮膚炎は、幼少期から学童期にかけて発症しやすいという特徴があります。特に生後3、4ヶ月頃から学童期にかけては成人に比べて皮脂の分泌が少ないため、皮膚が乾燥してバリア機能が低下しやすい状態にあります。乳幼児の場合、かゆみを伴う湿疹が良くなったり悪くなったりを繰り返し、2カ月以上その状態が続くと「慢性(アトピー性皮膚炎)」と判断されます。
また、アトピー性皮膚炎の発症には「アレルギー体質(アトピー素因)」が深く関わっています。お子様ご自身やご家族に、食物アレルギーや喘息、花粉症、アレルギー性鼻炎などのアレルギー疾患がある場合、アレルギーを起こしやすい体質を受け継いでいると考えられます。こうした「アトピー素因」を持つお子様はアトピー性皮膚炎を発症する可能性が高まるため、より一層のスキンケアと治療が重要となります。
アトピー性皮膚炎は、幼少時から理に叶ったスキンケアを行うことで発症を予防することができます。当院では、0歳の小さなお子様からお顔にも安全に使用できるワセリン(プロペト)や高保湿乳液(DRX ADパーフェクトバリア)などを活用し、適切な保湿と生活指導を行っております。なお、当院の方針として1歳未満のお子様へのヒルドイドの使用は控えていただいております。お子様の繰り返す湿疹や乾燥肌が気になる場合は、悪化する前にぜひ一度ご相談ください。

血液検査などのアレルギー検査について

SCREENING

血液検査などのアレルギー検査で分かることと、その活用方法

アトピーの悪化要因であるアレルギーの原因物質を調べる際、「血液検査(採血)」をイメージされる方が多いかもしれません。血液検査では、花粉や食物など、体に取り入れてすぐに反応が出る「即時型アレルギー」の原因を調べることができます。一方で、知らず知らずのうちに皮膚に特定の物質(金属やゴム、化粧品の香料など)が触れることで、2〜3日後に強いアレルギー反応(かぶれなどの接触皮膚炎)が出る「遅延型アレルギー」は、血液検査では特定することができません。

View39

View39は、一度の採血で日本人に多い39種類の主要なアレルゲンを網羅的に調べることができる、効率的なスクリーニング検査です。アトピー性皮膚炎の悪化要因となりやすいダニやハウスダスト、花粉といった環境因子から、卵や小麦などの食物アレルゲンまでを幅広くカバーしています。この検査の利点は、自覚していなかった意外な「悪化の引き金」を客観的な数値(IgE抗体価)で可視化できることです。自身の体質を正しく把握し、日常生活でそれらを回避する工夫を行うことは、薬物療法と並んで治療の質を高める大きな鍵となります。忙しい日常生活の中で、まずはアレルギーの全体像を一度の手間で把握したいという方に、非常に適した検査といえます。

ドロップスクリーン

ドロップスクリーンは、指先からのわずか一滴の血液で41種類のアレルギーを確認できる比較的新しい検査システムです。従来の採血のように腕の静脈に針を刺す必要がないため、小さなお子様や注射に強い抵抗感がある方でも、身体的・精神的な負担を最小限に抑えて受けることができます。お子様から大人まで、負担の少ない「優しいアレルギー検査」として、当院でも推奨している選択肢の一つです。

パッチテスト

「遅延型アレルギー」の原因を調べるために当院で活用しているのが「パッチテスト」です。背中や二の腕などに様々なアレルギー原因物質が付いたシートを48時間貼り、皮膚の反応を観察することで原因を特定します。検査によってご自身のアレルギー物質を把握し、日常生活でその物質との接触を避けることで、長年治らなかった湿疹やかゆみが解消できる患者さまも数多くいらっしゃいます。パッチテストは保険適用で行うことができます(事前に診察・同意書が必要です)ので、繰り返すかぶれや湿疹にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

よくある質問

FAQ

  • アトピー性皮膚炎は他の人にうつりますか?

    アトピー性皮膚炎は、「皮膚の乾燥」と「アレルギー体質」によって発症し、皮膚のバリア機能の低下などが原因で起こる病気であり、他の人にうつることはありません。 プールや温泉などにも入っていただけますが、入浴時はお湯の温度を40℃(冬は41℃)以下にし、10分以内にするなど、体が温まりすぎないようにご注意ください。上がった後にシャワーで洗い流し、入浴後5分以内にしっかりと保湿剤を塗ることが大切です。

  • ステロイドの塗り薬は副作用が心配です。

    ステロイドは体内でつくられるホルモンと同じ成分であり、科学的根拠(エビデンス)レベルの高い有効なお薬です。「ステロイドは怖い薬」と誤解されがちで、長期使用によって皮膚が薄くなる・毛細血管が拡張するといった副作用は確かにありますが、飲み薬と異なり、皮膚に塗るステロイド外用薬のほとんどは塗った場所だけに作用します。 医師の指示通りに、必要な量を必要な期間、必要な部位に使い続けることで副作用のリスクは回避できます。「少なく、短い間だけ使おう」と中途半端に使うと、かえって症状を悪化させたり長引かせたりします。 「症状の改善とともに徐々にステロイドの強さ・量を下げていく」という認識で、ステロイドと上手に付き合っていきましょう。ご不安なことがあれば、いつでも診察時にお気軽にご相談ください。

  • 保湿はどのくらい塗ればよいですか?

    1FTU(人差し指第一関節の長さ)を目安に、手のひら2枚分の面積に塗布します。入浴後5分以内に全身へ塗ると角層に水分が閉じ込められ、かゆみの悪化を防げます。

  • 光線療法は保険適用ですか?

    ナローバンドUVBやエキシマライトは保険診療の適用で、難治部位にも有効です。回数や間隔は症状により異なりますので、診察時にご説明します。

  • 妊娠・授乳中でも治療できますか?

    保湿と弱い外用薬、必要に応じて光線療法など安全性の高い選択肢があります。内服や注射薬は個別にリスクとベネフィットを検討します。

  • ワクチンと生物学的製剤/JAK阻害薬の併用は?

    不活化ワクチンは原則接種可能です。生ワクチンは制限があるため、接種計画を医師と相談してください。

  • 仕事や部活で汗をかいても大丈夫?

    汗そのものは悪化因子ですが、入浴やシャワーで早めに洗い流し、保湿をすれば問題ありません。通気性の良い衣類と速乾タオルの携帯が役立ちます。

  • 入浴や運動はいつから可能ですか?

    外用薬がしみない程度に落ち着けば当日から可能です。長湯や激しい擦り洗いは避け、入浴後すぐに保湿を行ってください。

  • 再診の目安は?

    急性増悪時は1〜2週間後、安定していれば4〜8週間ごとの受診をおすすめします。治療内容により検査や自己注射のスケジュールをご提案します。

診察 / 診療の流れ

FLOW

初めてご来院される方は、ぜひ 初めての方へ をご確認ください。

  • 保険診療のご予約

    スムーズにご案内するため、当院のHPや公式LINEからお取りいただける、WEBでの事前ご予約をおすすめしております。(初診の方もご予約お取りいただけます)もちろんご予約なしで直接ご来院いただいてもご受診いただけます。

  • ご来院・受付

    平日は9:00~12:00/15:30~18:30
    土曜日は9:00~12:00/14:00~17:00
    までに受付をお済ませいただき、待合室にて診察をお待ちください。

  • 医師による診察

    待合室の院内モニター、中待合の院内モニターにご自身の番号が表示されましたら
    診察室へお入りいただき診察を行います。
    ※公式LINEに登録していれば、順番が近づくとLINEでメッセージが届きます。

  • 処置・検査

    診察後に処置や検査が必要と医師が判断した場合は、処置待合に移動していただき、スタッフがお呼びします。
    処置室に入っていただき、適切な処置や検査を行います。
    この時に自宅での正しいスキンケア方法(お薬の塗り方等)や日常生活の注意点をご説明します。

  • 会計

    診療が終わりましたら、お会計の準備ができるまで待合室(オレンジの椅子)にてお待ちいただきます。
    待合室の会計モニターに番号が表示されましたら、明細、処方箋等をお渡ししますので、必ず会計窓口にお越しください。
    その後、ご自身で自動精算機でお支払いいただきます。

監修医師

DOCTOR

大城皮フ科クリニック

院長大城 宏治

アトピー性皮膚炎でお悩みの方へ
アトピー性皮膚炎は治療が長期にわたる疾患であり、途中で頑張れなくなってしまう方や、ご不安を感じる方も多くいらっしゃいます。私自身、幼少の頃から重度のアトピー患者であり、長年のかゆみや悪化の辛さ、治療を中断してしまうお気持ちを身をもって経験してきました。だからこそ、誰よりも患者さまやご家族さまのお気持ちに寄り添うことができます。
現在のアトピー性皮膚炎は、正しいガイドラインに沿った治療と理に叶ったスキンケアを継続することで、ほとんど症状のない状態に改善し、大半の方は普通の方と変わらない生活を送ることが可能です。

当院では、皮膚科専門医としての医学的根拠に基づきつつ、「孤独な患者だった過去の自分が出会いたかった皮膚科医」として、患者さま目線での診療を大切にしています。実生活で実行が難しい制限を強要するのではなく、優先順位を決めてできることから一緒に取り組んでいきます。良くなっている時は共に喜び、悪化している時はその原因を一緒に考えながら、治療を後押しいたします。
いくつもの皮膚科を渡り歩いたり、治療に疲れ果てて「病院に行ってもかわらない」と諦めてしまっている方も、どうか一人で悩まず、ぜひ一度当院の門をたたいてみてください。前向きに治療に取り組めるよう、全力でサポートいたします。

学歴

2005年
名古屋大学医学部卒業
2005年
社会保険中京病院 臨床研修医
2007年
名古屋大学医学部附属病院皮膚科
2008年
豊橋市民病院皮膚科
2009年
東京 虎の門病院皮膚科に国内留学
2011年
社会保険中京病院 皮膚科
2013年
江南厚生病院 皮膚科医長
2016年
大城皮フ科クリニック開院
2023年
大城皮フ科クリニック大口本院開院

所属/資格

  • 日本皮膚科学会 皮膚科専門医
  • 日本皮膚悪性腫瘍学会
  • 日本皮膚外科学会
  • 日本アレルギー学会