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INFECTIOSUM

リンゴ病

子どもの両頬が急に赤くなったら。皮膚科専門医がリンゴ病(伝染性紅斑)を正しく診断し、ご家族の不安を和らげます。

リンゴ病は、正式には「伝染性紅斑(でんせんせいこうはん)」と呼ばれるウイルス性の感染症で、主に小児科や皮膚科でよく見られる子どもの病気です。
その名の通り、両頬がリンゴのように真っ赤になるのが最大の特徴で、続いて手足に網目状(レース状)の赤い発疹が現れます。なお、特徴的な「赤い発疹」が出た時点では、すでに周囲への感染力はほぼなくなっています。そのため、お子さまの元気が良ければ、基本的には保育園や学校を休む必要はありません。子どもがかかった場合は比較的軽症で自然に治ることが多いですが、大人が感染すると強い関節痛や全身の倦怠感を伴い、長引くことがあります。また、妊娠中(特に妊娠初期〜中期)の方が感染すると胎児に影響(胎児水腫など)を及ぼす可能性があるため、特に注意が必要です。当院では皮膚科専門医がお子さまや大人の方の症状を診断いたします。ご家庭でのスキンケア、他の発疹を伴う病気との鑑別、妊婦さんが身近にいらっしゃる場合の注意点など、分かりやすくアドバイスいたします。

当院での治療の特徴

OUR FEATURES

  • 01

    皮膚科専門医複数名による専門的な診療体制

    当院には、高度な治療経験を持つ複数の皮膚科専門医が在籍しています。一人の医師による診療だけでなく、複数名の専門医による確かなチーム医療体制を整えることで、より確実で専門的な治療を提供いたします。患者さまのお悩みにしっかりと耳を傾け、最善の医療で確かな信頼と安心をお届けします。

  • 02

    安心に寄り添う。女性医師も在籍する相談しやすい環境

    当院には女性医師も在籍しており、女性特有のお悩みやデリケートな症状も気兼ねなくお話しいただけます。また、院内は全室バリアフリー設計で、小さなお子さま連れの方や初めての方でも安心です。笑顔のスタッフが常に患者さまファーストで、あたたかく相談しやすい環境でお迎えいたします。

  • 03

    ほくろ除去、粉瘤除去などの入院が不要な日帰り手術に対応

    当院の皮膚外科および形成外科では、ほくろや粉瘤といった「できもの」の治療に対応しています。数々の病院で高度な治療に携わってきた皮膚科専門医が、その経験を生かして安全に配慮した日帰り手術をご提供いたします。単に切除するだけでなく、患者さまファーストの視点でお悩みにあたたかく寄り添い、丁寧な対応と分かりやすい説明を徹底しております。気になる症状があれば、ぜひお気軽にご相談ください。

  • 04

    薬の効果を最大限に引き出す、『塗り方・洗い方』の徹底レクチャー

    お薬の効果をしっかり実感していただくためには、日々の正しいスキンケアが欠かせません。当院では、単にお薬を処方して終わりではなく、効果を最大限に引き出すための「塗り方」や「洗い方」まで丁寧にレクチャーいたします。同じ治療法でも、治療の道筋がはっきり伝わり、ご自身が前向きにケアを行うことで結果は大きく変わります。アトピーやニキビなどのお悩みに寄り添い、分かりやすい説明で健やかな肌へと導きます。

  • 05

    肌の未来を見据える。美容皮膚科とのシームレスな連携

    一般皮膚科での保険診療による疾患の治療にとどまらず、併設する美容皮膚科とのシームレスな連携が可能です。お悩みを改善したその先の「より健やかで美しい皮膚」を一緒に目指すこともできます。14種類・20台の複数の機器を活用し、幅広い治療の選択肢から未来の肌を見据えた当院ならではの付加価値をご提案します。

  • 06

    通院のストレスを最小限に。200台の広々駐車場とスマートな受診システム

    当院はお車でご来院いただく方が非常に多く、「混雑していて駐車できない」というご不安なくお越しいただけるように200台の大型駐車場を完備しています。さらに、診察や会計時の待ち時間を最小限にするため、予約システムや自動精算機を導入しております。通院に伴う時間的・物理的なストレスをなくし、受付からお帰りまでスムーズで快適な受診環境をご提供します。

OSHIRO SKIN CLINIC

OSHIRO SKIN CLINIC

OSHIRO SKIN CLINIC

OSHIRO SKIN CLINIC

リンゴ病の種類

TYPE

両頬がリンゴのように真っ赤になる(紅斑)

リンゴ病の最も代表的な症状は、両方の頬に現れる赤い紅斑です。まるでリンゴのように、左右の頬が一面真っ赤に腫れ上がり、少し熱を持つこともあります。 この頬の赤みが出現する1週間〜10日ほど前に、微熱や軽い咳、鼻水といった「かぜ症状」が見られることが多いのも特徴です。

手足に広がる網目状・レース状の発疹

頬が赤くなった1〜2日後に、太ももや腕、おしりなどの体や手足にかけて、赤い発疹が広がっていきます。 この発疹は、次第に中央部分から色が薄くなり、最終的に「網目状」や「レース状」の独特な模様になるのが大きな特徴です。 かゆみを伴うことがあり、一度消えかけても、日光(紫外線)に当たったり入浴して体が温まったりすると、再び赤みが目立つ(再燃する)ことがあります。数日〜数週間はこうした変動を繰り返しますが、長くても2~3週間で消えていくことが多いです。

大人における強い関節痛と倦怠感

大人がリンゴ病に感染した場合、子どものように頬が真っ赤になることは少なく、手足のレース状の発疹だけが出ることがあります。 その一方で、手首や膝、足首などに強い関節痛や腫れ(関節炎)を伴うことが多く、時にはリウマチのように数週間から数ヶ月にわたって痛みが続くことがあります。 また、全身の強いだるさ(倦怠感)や微熱が続くなど、子どもよりも症状が重症化しやすい傾向があります。

リンゴ病の原因

CAUSE

ヒトパルボウイルスB19の感染

リンゴ病の直接的な原因は、「ヒトパルボウイルスB19」というウイルスの感染です。 感染者の咳やくしゃみなどに含まれるウイルスを吸い込む「飛沫感染」や、ウイルスが付着した手で口や鼻を触る「接触感染」によって広がります。 保育園や幼稚園、小学校などで子どもたちが密集する環境において、数年おきに流行(集団発生)することがあります。

発疹が出る「前」の潜伏期間における感染力

リンゴ病の最も大きな特徴は、ウイルスに感染してから約10〜20日の潜伏期間を経て、微熱や風邪のような症状が出ている時期に「最も強い感染力」を持つことです。 この時期はまだ頬の赤みや発疹が出ていないため、単なる風邪だと思い、気づかないうちに周囲へ感染が広がってしまいます。逆に、特徴的な「頬の赤み」や手足の発疹が出た頃には、すでに体内のウイルスはほとんどいなくなっており、他の人への感染力はほぼ消失しています。

妊娠中の感染による胎児へのリスク

妊娠中(特に妊娠初期から中期)の女性がヒトパルボウイルスB19に初めて感染すると、ウイルスが胎盤を通じてお腹の赤ちゃんにも感染する可能性があります。 胎児に感染すると、極度の貧血から「胎児水腫(赤ちゃんに水が溜まってしまう状態)」を引き起こしたり、流産や死産に至ったりするリスクがあります。 大人の約半数はすでに抗体を持っていますが、免疫がない場合は家庭内での感染率が約50%と高いため、上の子がリンゴ病(またはその疑いのある風邪症状)にかかった際は、お母さんは入念な手洗いやマスク着用などの対策が必要です。

リンゴ病の治療法とご家庭でのケア

リンゴ病の原因であるヒトパルボウイルスB19を直接退治する特効薬(抗ウイルス薬)や、予防のためのワクチンは現在のところありません。 そのため、基本的にはご自身の免疫力でウイルスを排除し、自然に回復するのを待つことになります。当院の皮膚科では、つらい症状を和らげるための「対症療法」と、ご家庭での適切なケアについてのアドバイスを行います。

かゆみや関節痛を和らげる対症療法

発疹にかゆみがある場合は、かきむしって「とびひ」になるのを防ぐために、かゆみ止めの塗り薬や飲み薬(抗ヒスタミン薬)を処方します。 また、大人の方などで関節痛や発熱、頭痛が強い場合には、痛みを和らげる解熱鎮痛剤を処方して症状をコントロールします。 基本的には1週間から2週間程度で自然に発疹は消失していきます。

日光(紫外線)や熱いお風呂を避ける

リンゴ病の発疹は、一度消えかけても、強い日光(紫外線)に当たったり、熱いお風呂に長く浸かったりして体が温まると、再び赤みがぶり返す(再燃する)という特徴があります。 そのため、発疹が出ている間は長時間の外遊びを控えたり、ぬるめのシャワーでサッと済ませたりするなど、肌への刺激を避ける生活を心がけましょう。

登園・登校の目安と感染予防対策

リンゴ病と診断された場合、「いつから保育園や学校に行かせていいの?」と迷われるご家族が多くいらっしゃいます。リンゴ病特有の感染のタイミングを正しく理解し、適切な対応をとることが大切です。

発疹が出た後は登園・登校が可能

前述の通り、リンゴ病は「頬が赤くなった(発疹が出た)時点」では、すでにウイルスを排出しておらず、他の人にうつす感染力はほとんどありません。 そのため、学校保健安全法や厚生労働省のガイドライン等でも、発熱などがなく本人の全身状態が良ければ、発疹があっても登園や登校は可能とされています。 ただし、園や学校によっては独自のルールを設けている場合があるため、念のため施設にご確認ください。

手洗いと咳エチケットによる基本的な予防

リンゴ病にはワクチンがないため、飛沫感染や接触感染を防ぐための「こまめな手洗い」と「うがい・咳エチケット」が唯一の予防法となります。 特に妊娠中の方で、リンゴ病にかかったことがない(免疫がない)可能性がある場合は、流行時期には人混みを避け、上の子のお世話をする際にも徹底した手洗いを心がけることが重要です。

よくある質問

FAQ

  • 頬が赤いのですが、熱もなく元気です。保育園は休ませた方がいいですか?

    熱や全身のだるさがなく、普段通りに元気であれば、基本的には登園・登校して大丈夫です。 リンゴ病は、学校保健安全法でも「発疹が出た時点ですでに周囲への感染力はほぼ消失している」とされているため、出席停止の対象にはなりません。この時期に他のお友達にうつす心配はあまりありませんが、念のため園や学校の独自の規定がないか事前にご確認いただくと安心です。

  • 妊娠中ですが、上の子がリンゴ病になりました。どうすればいいですか?

    お母様ご自身が過去にリンゴ病にかかったことがあり、すでに免疫(抗体)を持っていれば、お腹の赤ちゃんへの影響を心配する必要はありません(大人の約半数以上は免疫を持っています)。 しかし、免疫がない場合は家庭内で感染するリスクが比較的高いため、手洗いの徹底やタオルの共有を避けるといった対策を行ってください。かかりつけの産婦人科の先生にも早めにご相談して指示を仰ぐことをおすすめします。

  • 発疹が一度消えたのに、また赤くなってきました。悪化しているのでしょうか?

    いいえ、悪化しているわけではないのでご安心ください。 リンゴ病の発疹は、一度薄くなっても、お風呂で温まったり、日光(紫外線)に当たったり、運動して汗をかいたりすると、再び一時的に赤く浮き出てくる(再燃する)性質があります。 これはリンゴ病特有の自然な経過で、数週間かけて少しずつ完全に消えていきます。

診察 / 診療の流れ

FLOW

初めてご来院される方は、ぜひ 初めての方へ をご確認ください。

  • 保険診療のご予約

    スムーズにご案内するため、当院のHPや公式LINEからお取りいただける、WEBでの事前ご予約をおすすめしております。(初診の方もご予約お取りいただけます)
    もちろんご予約なしで直接ご来院いただいてもご受診いただけます。

  • ご来院・受付

    平日は9:00~12:00/15:30~18:30
    土曜日は9:00~12:00/14:00~17:00
    までに受付をお済ませいただき、待合室にて診察をお待ちください。

  • 医師による診察

    待合室の院内モニター、中待合の院内モニターにご自身の番号が表示されましたら診察室へお入りいただき診察を行います。
    ※公式LINEに登録していれば、順番が近づくとLINEでメッセージが届きます。

  • 処置・検査

    診察後に処置や検査が必要と医師が判断した場合は、処置待合に移動していただき、スタッフがお呼びします。
    処置室に入っていただき、適切な処置や検査を行います。
    この時に自宅での正しいスキンケア方法(お薬の塗り方等)や日常生活の注意点をご説明します。

  • 会計

    診療が終わりましたら、お会計の準備ができるまで待合室(オレンジの椅子)にてお待ちいただきます。
    待合室の会計モニターに番号が表示されましたら、明細、処方箋等をお渡ししますので、必ず会計窓口にお越しください。
    その後、ご自身で自動精算機でお支払いいただきます。

監修医師

DOCTOR

大城皮フ科クリニック

院長大城 宏治

リンゴ病は「頬が赤くなった時にはすでに感染力がなくなっている」という、少し珍しい特徴を持った感染症です。そのため、周囲への感染を過度に心配する必要はありませんが、大人の強い関節痛や、妊婦さんへの影響には正しい知識と注意が必要です。 また、一見リンゴ病に見えても、他の重症な発疹症が隠れている場合もあります。当院では皮膚科専門医による診察と、ご家庭でのかゆみ対策・スキンケアを分かりやすくお伝えしています。「これってリンゴ病かな?」と迷われた際は、いつでも当院へご相談ください。

学歴

2005年
名古屋大学医学部卒業
2005年
社会保険中京病院 臨床研修医
2007年
名古屋大学医学部附属病院皮膚科
2008年
豊橋市民病院皮膚科
2009年
東京 虎の門病院皮膚科に国内留学
2011年
社会保険中京病院 皮膚科
2013年
江南厚生病院 皮膚科医長
2016年
大城皮フ科クリニック開院
2023年
大城皮フ科クリニック大口本院開院

所属/資格

  • 日本皮膚科学会 皮膚科専門医
  • 日本皮膚悪性腫瘍学会
  • 日本皮膚外科学会
  • 日本アレルギー学会