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CELLULITIS

蜂窩織炎

足などの急な赤み、腫れ、強い痛み。重症化する前に、皮膚科専門医による迅速な診断と治療を受けましょう。

蜂窩織炎(ほうかしきえん)と丹毒(たんどく)は、どちらも皮膚の傷口などから細菌が侵入して起こる、急性の細菌感染症です。丹毒は主に皮膚の浅い部分(真皮)の感染で、境界がはっきりした赤みが特徴です。蜂窩織炎は皮膚のより深い部分(真皮深層から皮下組織)の感染で、境界がややぼんやりした広い範囲の赤みや腫れが生じます。
特に膝から下の足(すね、ふくらはぎ、足の甲)に発症しやすく、「患部が急に赤く腫れ上がる」「触ると熱い」「ズキズキとした強い痛みがある」といった症状が特徴です。
進行すると、高熱や悪寒、全身の強い倦怠感が現れます。放置すると、細菌が血液に入り込む「敗血症」や、筋肉のまわりが壊死する「壊死性筋膜炎」など、命に関わる重篤な状態に陥る危険性もあります。「ただの虫刺され」「かぶれ(湿疹)」と自己判断して市販の塗り薬で様子を見ていると、一晩で急激に悪化することもあります。急に皮膚が赤く腫れて痛む場合は、早期に皮膚科を受診し、適切な抗菌薬(抗生物質)による治療を開始することが重要です。

当院での治療の特徴

OUR FEATURES

  • 01

    皮膚科専門医複数名による専門的な診療体制

    当院には、高度な治療経験を持つ複数の皮膚科専門医が在籍しています。一人の医師による診療だけでなく、複数名の専門医による確かなチーム医療体制を整えることで、より確実で専門的な治療を提供いたします。患者さまのお悩みにしっかりと耳を傾け、最善の医療で確かな信頼と安心をお届けします。

  • 02

    安心に寄り添う。女性医師も在籍する相談しやすい環境

    当院には女性医師も在籍しており、女性特有のお悩みやデリケートな症状も気兼ねなくお話しいただけます。また、院内は全室バリアフリー設計で、小さなお子さま連れの方や初めての方でも安心です。笑顔のスタッフが常に患者さまファーストで、あたたかく相談しやすい環境でお迎えいたします。

  • 03

    ほくろ除去、粉瘤除去などの入院が不要な日帰り手術に対応

    当院の皮膚外科および形成外科では、ほくろや粉瘤といった「できもの」の治療に対応しています。数々の病院で高度な治療に携わってきた皮膚科専門医が、その経験を生かして安全に配慮した日帰り手術をご提供いたします。単に切除するだけでなく、患者さまファーストの視点でお悩みにあたたかく寄り添い、丁寧な対応と分かりやすい説明を徹底しております。気になる症状があれば、ぜひお気軽にご相談ください。

  • 04

    薬の効果を最大限に引き出す、『塗り方・洗い方』の徹底レクチャー

    お薬の効果をしっかり実感していただくためには、日々の正しいスキンケアが欠かせません。当院では、単にお薬を処方して終わりではなく、効果を最大限に引き出すための「塗り方」や「洗い方」まで丁寧にレクチャーいたします。同じ治療法でも、治療の道筋がはっきり伝わり、ご自身が前向きにケアを行うことで結果は大きく変わります。アトピーやニキビなどのお悩みに寄り添い、分かりやすい説明で健やかな肌へと導きます。

  • 05

    肌の未来を見据える。美容皮膚科とのシームレスな連携

    一般皮膚科での保険診療による疾患の治療にとどまらず、併設する美容皮膚科とのシームレスな連携が可能です。お悩みを改善したその先の「より健やかで美しい皮膚」を一緒に目指すこともできます。14種類・20台の複数の機器を活用し、幅広い治療の選択肢から未来の肌を見据えた当院ならではの付加価値をご提案します。

  • 06

    通院のストレスを最小限に。200台の広々駐車場とスマートな受診システム

    当院はお車でご来院いただく方が非常に多く、「混雑していて駐車できない」というご不安なくお越しいただけるように200台の大型駐車場を完備しています。さらに、診察や会計時の待ち時間を最小限にするため、予約システムや自動精算機を導入しております。通院に伴う時間的・物理的なストレスをなくし、受付からお帰りまでスムーズで快適な受診環境をご提供します。

OSHIRO SKIN CLINIC

OSHIRO SKIN CLINIC

OSHIRO SKIN CLINIC

OSHIRO SKIN CLINIC

蜂窩織炎の種類

TYPE

広範囲の強い赤み・腫れ・熱感

最も特徴的な症状は、皮膚が広い範囲にわたって急激に赤く腫れ上がり、触ると熱を持っていることです。

■丹毒(たんどく)の場合
赤くなっている部分と正常な皮膚との境界がくっきりと明確で、皮膚の表面が少し盛り上がり、テカテカとした光沢を帯びるのが特徴です。
■蜂窩織炎(ほうかしきえん)の場合
赤みの境界が比較的ぼんやりとしており、皮膚の奥深くからパンパンに硬く腫れ上がります。

ズキズキとした強い痛み・圧痛

炎症が起きている部分は、じっとしていてもズキズキ・ジンジンとした強い痛み(自発痛)を感じます。また、患部を指で軽く押すだけでも激しい痛み(圧痛)を伴うのが特徴です。特に足に発症した場合、立ち上がったり歩いたりして患部に体重がかかったり、足を下に下ろしたりするだけで、血液が巡って激しい痛みが走ります。そのため、「痛くて歩けない」「普段の靴が全く履けなくなる」など、日常生活に大きな支障をきたすケースが非常に多く見られます。

発熱、悪寒(さむけ)、リンパ節の腫れ

皮膚の症状だけでなく、38度以上の高熱が出たり、ガタガタと震えるような寒気(悪寒)がしたりといった全身症状がよく現れます。ときに、皮膚が赤くなるよりも先に「高熱・頭痛・関節痛・だるさ」といった風邪やインフルエンザに似た症状から始まることもあるため、注意が必要です。また、感染が広がると、足の付け根(そけい部)のリンパ節が腫れてグリグリとしたしこりになり、触ると痛むようになります。

蜂窩織炎の原因

CAUSE

小さな傷や水虫からの「細菌」の侵入

原因となるのは、主に「レンサ球菌」や「黄色ブドウ球菌」といった、私たちの身の回りにありふれた細菌です(※特に丹毒はレンサ球菌が主な原因となります)。
これらの細菌は、健康で傷のない皮膚には侵入できません。しかし、以下のような「目に見えないほどの小さな皮膚の隙間」から入り込み、奥深くで増殖してしまいます。
・虫刺されをかきむしった跡
・靴擦れ、カミソリ負け、小さな切り傷
・足の指の間にできた「水虫(足白癬)」の皮むけやひび割れ
特に足の蜂窩織炎では、自覚症状の少ない「水虫」の小さな傷口が原因になっているケースが非常に多く見られます。

免疫力の低下や基礎疾患の影響

通常であれば、細菌が皮膚に少し侵入したとしても、体自身の免疫力(抵抗力)によって退治されます。しかし、過度な疲労やストレス、睡眠不足、加齢、大病の後などで免疫力が落ちていると、細菌の増殖を抑えきれずに発症しやすくなります。 また、糖尿病や腎臓の病気(慢性腎不全など)、ステロイド治療を受けられている方は、体が細菌と戦う力が弱まっているため、感染が急激に広がりやすく、特に厳重な注意が必要です。

リンパ浮腫や血流の悪化

過去にがんの手術などでリンパ節を切除し、手足がむくむ「リンパ浮腫」の症状がある方は、局所の免疫システム(リンパ液の流れ)が滞っているため、蜂窩織炎を極めて発症しやすい(かつ再発しやすい)状態にあります。また、下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)がある方や、長時間の立ち仕事などで日常的に足がパンパンにむくみやすい方も注意が必要です。足に血液や水分がうっ滞すると、組織の酸素や栄養が不足し、細菌が爆発的に繁殖しやすい環境になってしまうためです。

蜂窩織炎と丹毒の違いと、放置する危険性

蜂窩織炎(ほうかしきえん)と丹毒(たんどく)は非常に似た病気ですが、細菌が感染して激しい炎症を起こしている「皮膚の深さ」に違いがあります。 どちらも病気の進行が非常に早く、「ただの虫刺され」「かぶれ(湿疹)」だと思い込んで市販の塗り薬などで様子を見ていると、一晩で一気に悪化してしまうこともある注意が必要な疾患です。

感染する深さと原因菌の違い

  • 丹毒:皮膚の比較的浅い層である「真皮」を中心に、主にレンサ球菌が感染して起こります。お顔や足などに、正常な皮膚との境界がくっきりとした鮮やかな赤い腫れが現れるのが特徴です。
  • 蜂窩織炎:より深い層である「真皮深層から皮下組織(脂肪の層)」に、黄色ブドウ球菌やレンサ球菌などが感染して起こります。膝から下の足などに、境界がぼんやりとした広い範囲の赤みやパンパンとした腫れが生じます。

どちらも治療の基本アプローチは共通していますが、皮膚のどの深さで炎症が起きているかによって、見え方にこのような違いが現れます。

命に関わる合併症と入院治療の必要性

適切な治療をせずに放置したり、受診が遅れたりすると、細菌が皮膚から血管へと侵入し、血液に乗って全身に回る「敗血症(はいけつしょう)」という極めて重篤な状態を引き起こすリスクがあります。 また、筋肉を包む筋膜が急速に壊死していく「壊死性筋膜炎(えしせいきんまくえん)」へ進行した場合、足の切断を余儀なくされたり、命に関わる事態に陥ったりすることもあります。当院での診察の結果、「高熱や悪寒などの全身症状が強い」「赤みや腫れが急激に拡大している」「糖尿病などの基礎疾患があり重症化リスクが高い」と判断した場合は、速やかに連携病院へご紹介いたします。

クリニックでの治療法とご自宅での過ごし方

蜂窩織炎・丹毒の治療は、原因となっている細菌を根本から退治する「抗菌薬(抗生物質)」による治療(すべて保険診療となります)が中心です。 それと同時に、薬の効果を最大限に引き出し、治癒を早めるためには、ご自宅で患部を徹底的に休ませる(安静にする)ケアが非常に重要なポイントとなります。

内服薬や点滴による抗菌薬治療

患者さんの症状の重さに応じて、最適な投与方法を選択します。

  • 内服薬(飲み薬)治療:軽症から中等症の場合は、外来にて効果的な抗菌薬の内服薬を処方します。痛みが強い場合には、症状を和らげるために消炎鎮痛剤(痛み止め)を併用することもあります。
  • 点滴治療:内服薬だけでは効果が不十分な場合や、炎症が強い場合は、クリニックの診察室にて直接血管に抗菌薬を注入する点滴治療を行います。

患部の安静と冷却・足を高く保つ工夫

治療中は、とにかく患部を「安静」に保つことが不可欠です。無理に歩き回ったり運動をしたりすると、血流が良くなりすぎて炎症が広がりやすくなります。 ご自宅では、クッションや座布団などを足の下に敷いて「患部を心臓より高い位置」に保って寝るようにすると、むくみや痛みが和らぎやすくなります。 また、熱を持っている患部を保冷剤や氷水で包んだタオルなどで適度に冷やすことも、痛みの軽減に効果的です。

よくある質問

FAQ

  • 蜂窩織炎や丹毒は、家族や人にうつりますか?

    いいえ、通常は人から人へ直接うつる(感染する)病気ではありません。 原因となる細菌は皮膚の奥深く(真皮や皮下組織)で増殖しているため、患部に触れたり、お風呂を共にしたりしても、健康な皮膚の方にうつる心配はありません。 ただし、患部から膿(うみ)や体液が出ている場合は、触れた手から別の傷口へ感染する可能性がゼロではないため、手洗いをしっかり行い、タオルの共有は避けるなど、衛生面での配慮を心がけてください。

  • お風呂(入浴)に入ってもいいですか?

    体が温まって血流が良くなると、炎症が悪化してズキズキとした痛みが強くなってしまいます。 ただし、患部を清潔に保つことは非常に重要ですので、熱すぎない温度のシャワーを使い、石鹸をよく泡立てて手で優しくなでるように洗い流してください(ゴシゴシこするのはNGです)。症状が落ち着き、医師から許可が出るまではシャワーのみで済ませましょう。

  • 一度治っても、再発することはありますか?予防方法はありますか?

    蜂窩織炎や丹毒は、同じ場所で何度も再発を繰り返しやすい病気です。予防するためには、細菌の侵入口となる「水虫(足白癬)」を皮膚科でしっかりと完治させることが最も重要です。また、日頃から足を清潔に保ち、乾燥によるひび割れを防ぐための保湿ケアを行い、虫刺されや小さな傷ができた場合はかきむしらずに早めに処置することを心がけてください。

診察 / 診療の流れ

FLOW

初めてご来院される方は、ぜひ 初めての方へ をご確認ください。

  • 保険診療のご予約

    スムーズにご案内するため、当院のHPや公式LINEからお取りいただける、WEBでの事前ご予約をおすすめしております。(初診の方もご予約お取りいただけます)
    もちろんご予約なしで直接ご来院いただいてもご受診いただけます。

  • ご来院・受付

    平日は9:00~12:00/15:30~18:30
    土曜日は9:00~12:00/14:00~17:00
    までに受付をお済ませいただき、待合室にて診察をお待ちください。

  • 医師による診察

    待合室の院内モニター、中待合の院内モニターにご自身の番号が表示されましたら診察室へお入りいただき診察を行います。
    ※公式LINEに登録していれば、順番が近づくとLINEでメッセージが届きます。

  • 処置・検査

    診察後に処置や検査が必要と医師が判断した場合は、処置待合に移動していただき、スタッフがお呼びします。
    処置室に入っていただき、適切な処置や検査を行います。
    この時に自宅での正しいスキンケア方法(お薬の塗り方等)や日常生活の注意点をご説明します。

  • 会計

    診療が終わりましたら、お会計の準備ができるまで待合室(オレンジの椅子)にてお待ちいただきます。
    待合室の会計モニターに番号が表示されましたら、明細、処方箋等をお渡ししますので、必ず会計窓口にお越しください。
    その後、ご自身で自動精算機でお支払いいただきます。

監修医師

DOCTOR

大城皮フ科クリニック

院長大城 宏治

「ただの虫刺されだと思っていたら、あっという間に足が真っ赤に腫れ上がってしまった……」蜂窩織炎や丹毒は、そんな風に突然強い症状が現れ、患者様をとても不安にさせる病気です。これらは見た目以上に進行が早く、重症化を防ぐためには「一刻も早い適切な治療」が何よりも重要となります。当院では、皮膚科専門医の診断のもとで迅速な治療を行い、ご自宅でのケアまで丁寧にサポートいたします。「おかしいな」と感じたら決して我慢せず、どうぞお早めに当院へご相談ください。

学歴

2005年
名古屋大学医学部卒業
2005年
社会保険中京病院 臨床研修医
2007年
名古屋大学医学部附属病院皮膚科
2008年
豊橋市民病院皮膚科
2009年
東京 虎の門病院皮膚科に国内留学
2011年
社会保険中京病院 皮膚科
2013年
江南厚生病院 皮膚科医長
2016年
大城皮フ科クリニック開院
2023年
大城皮フ科クリニック大口本院開院

所属/資格

  • 日本皮膚科学会 皮膚科専門医
  • 日本皮膚悪性腫瘍学会
  • 日本皮膚外科学会
  • 日本アレルギー学会