大城皮フ科クリニックブログ

カテゴリ「皮膚の病気」

今回は『アトピー性皮膚炎』についてお話させていただきます☝🏻✨

アトピー性皮膚炎とは…🤔
皮膚の乾燥🍂とアレルギー体質🦠によって幼少期👶🏻〜学童期👧🏻に発症する慢性湿疹です😵
10歳までに治る場合も多いですが、成人しても症状の改善が見られない場合もあります😢(成人型アトピー性皮膚炎 )

冬は空気が乾燥し、皮膚から水分が蒸発しやすくなるため、皮膚の乾燥による症状が出やすくなります⚡

皮膚が乾燥すると、肌のバリア機能が低下します⤵︎
バリア機能が低下すると、外からのアレルギーの原因物質が侵入し、アレルギー反応(赤み・かゆみ・湿疹)が起こります💥

🌙特徴🌙
肘や膝の内側、首、わきなどの擦れやすい部位に出やすいという特徴があります❕
アトピー性皮膚炎では、湿疹が良くなったり悪くなったりを繰り返し(再発)、なかなか治らないこと(慢性)が特徴です❕
一般的に、6ヶ月以上続くと慢性と判断します💦
かゆい➡︎かく➡︎悪化➡︎かゆい という悪循環を繰り返し、全身の湿疹に至ってしまいます😔

⭐️症状⭐️
📍かゆみ
📍赤み、盛り上がりのある湿疹
📍じゅくじゅくしてひっかくと汁が出る
📍長引くと肌がゴワゴワ硬くなり盛り上がる

💫治療方法💫
1️⃣保湿剤の使用
保湿剤を使用し、乾燥しづらい日常生活にすることが大切です💧
2️⃣外用薬
赤み・かゆみなどの症状がある部分には、ステロイド外用薬・タクロリムス外用薬・JAK阻害薬・PDE4阻害薬の塗布を行います👩🏻‍⚕️
3️⃣内服薬
保湿剤、外用薬の塗布で症状が改善しない場合は、抗アレルギー薬・抗ヒスタミン薬の処方をします💊
4️⃣紫外線療法
症状が強い部分に、免疫機能を調整する働きのある紫外線を照射します✨

1️⃣〜4️⃣の治療でも改善しない場合は…
症状に合わせ、ステロイド内服薬や免疫抑制剤の内服薬、JAK阻害剤の内服薬、生物学的製剤(注射)と患者様の症状に合わせて治療をご提案いたします👨🏻‍⚕️🏥

☀️生活上の注意事項☀️
✔️固形石鹸を使用しましょう🧼
✔️入浴時は体が温まりすぎないようにしましょう🛀🏻
✔️保湿剤は入浴後5分以内に塗りましょう🧖🏻
✔️基礎化粧品は【皮膚のバリア機能を高める】成分が入ってるものがおすすめ🧴

また冬は☃️
ヒートテックの着用や、ホットカーペットやこたつの使用は避けましょう❌

当院では、お薬の塗り方、生活上の注意事項についてもスタッフが丁寧に説明させていただきます💁🏻‍♀️

アトピー性皮膚炎でお悩みの方は、是非大城皮フ科クリニックにご来院・ご相談ください👨🏻‍⚕️🏥

 

『パッチテスト』ってなに?

今日は接触皮膚炎とパッチテストについてお話しします🌸

「接触皮膚炎」というと医学用語なので皆さんにはあまり馴染みがないかもしれませんね🤔
一般的には「かぶれ」と呼ばれる皮膚の症状です🏠

皮膚に特定の物質(金属やゴムなど)が触れることで、触れた部分にアレルギー反応が起こり、皮膚炎の症状が出現します⚡⚡

特定の物質が触れた部分が赤くなったり、かゆみが出たり、ブツブツができたりします😣💦

初めのうちは小さい範囲であったとしても、掻くことで症状の範囲広がってしまったり、ただれたりすることもあるので、注意が必要です⚠️

アレルギーの原因を調べようと思うと一般的には「血を取って調べる💉」というイメージが強いのではないでしょうか🤔

ですが実はアレルギーには様々な種類があり、採血で判明するアレルギーは花粉や食物など体に取り入れてすぐに反応が出る「即時型アレルギー」と言われるものだけなのです😳

金属やゴム、化粧品などに含まれる香料などの接触によるアレルギーは、体に触れてから2〜3日後に強いアレルギー反応がでる「遅延型アレルギー」と呼ばれており、採血では検査できないものなのです😖

この「遅延型アレルギー」の原因を検査する方法が「パッチテスト」となります😊

「パッチテスト」は背中や二の腕などに「パッチテストパネル」と呼ばれる様々なアレルゲンが付いたシートを48時間貼り、状態を観察することでアレルゲンを特定することができます😊

・金属のピアスをつけるといつもかゆい😣
・毛染めをすると頭がかぶれる😖
・コロナ対策でゴム手袋をはめたら手荒れしてしまった😱

…などなど、知らず知らずのうちに
アレルギー物質に接触し「かぶれ」を起こしていませんか??

「パッチテスト」でアレルギー物質を特定し、その物質との接触を避けることで長年の湿疹やかゆみを解消出来た患者様も沢山いらっしゃいます😊

「パッチテスト」は保険内で行うことができますが、最初に診察・同意書が必要となります💡

ご希望の患者様は是非一度診察にいらして下さい😊

 

『酒さ(赤ら顔)』ってなに?

今回は『酒さ(赤ら顔) 』についてお話します👨🏻‍⚕️

🌟『酒さ』とは??🌟
顔に赤み、赤いぼつぼつなどの症状が出ている状態です😖
鼻、両頬など顔の中央付近に症状が出やすい傾向にあります👺
湿疹やアトピー性皮膚炎、あるいはニキビと合併している場合が多いです💦

🌟症状🌟
酒さ(赤ら顔)の症状は大きく分けて
・毛細血管の開きによる顔の赤み
・ニキビのような毛穴の赤いポツポツ
の2つの症状がでます!

通常1️⃣⇒2️⃣⇒3️⃣と進行していきます☝🏻

1️⃣ 紅斑・毛細血管拡張型
鼻先・頬・額・眉間に赤みを生じます。
細かい血管の拡張が見られ、ヒリヒリとした痛みや、ほてり感を伴うことが多いです🔥
2️⃣ 丘疹・膿疱型
さらに症状が進行すると、ニキビのような発疹がみられ、皮脂の分泌も亢進します😔
3️⃣ 腫瘤・鼻瘤型
ニキビのような発疹が悪化して、鼻がこぶのように盛り上がります👺👃🏻

🌟治療方法🌟
当院では、
💊外用薬
💊レーザー治療

を行っております💁🏻‍♀️

 

💊外用薬
⭕保険薬(外用薬)
プロトピック軟膏、コレクチム軟膏などの炎症をおさえる作用があるお薬を処方します✨
※ステロイド外用薬も炎症を抑える薬として有名ですが、ステロイドには毛細血管を拡張してしまう副作用がある為、酒さ(赤ら顔)の患者様は処方しておりません🚫

⭕自費薬
アゼライン酸(AZA)
天然の穀物由来の成分で、炎症を抑える作用があります☺️
副作用が殆どないため長期間使用することが可能です✨
ニキビの治療にも有効です❣

 

💊レーザー治療
⭕スペクトラピール
⭕️クラリティフェイシャル
赤色に反応の良いレーザーを照射し、毛細血管に反応させ酒さを改善します🍎
酒さ(赤ら顔)が改善するだけではなく、美白効果・美肌効果も期待できるレーザーです✨
※回数を重ねることで、症状を少しづつ改善していく治療になります😄

 

🌟日常生活で気をつけること🌟

⚠️洗顔
洗顔時は洗い方が大事✨
グイグイ・ゴシゴシするような刺激は避け、優しく洗いましょう☝
スクラブなどの含まれない刺激の少ない洗顔料を使いましょう🧼✨

⚠️食事
辛い物、お酒などは取りすぎてしまうと、症状が悪化してしまう場合があります🍺

⚠️紫外線
日焼けをしてしまうと症状の悪化の原因になります🕶
日常から日焼け止めの使用がおすすめです🌞

 

治療が難しいと思われていた『酒さ(赤ら顔)👺』

悩まれている方はぜひ一度、当院へご相談ください🏥

 

『尋常性ざ瘡』ってなに?

こんにちは!大城皮フ科クリニックです🤗

「吹き出物ができました…。ニキビじゃなくて、吹き出物です😿」
と当院に来られる患者様も多いのですが、実は医学的には「ニキビ」と「吹き出」に大きな区別はありません!

どちらも「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」と呼ばれる皮膚の病気の通称です💡

🚨ニキビ・思春期ニキビ🚨

思春期にできる「尋常性ざ瘡」
身長が急激に伸びる第二次性徴期には「アンドロゲン」と言う男性ホルモンが男女ともに増加します👨
すると皮脂の分泌が活発になり、毛穴に急激に増えた皮脂が詰まりやすくなります💦
詰まった毛穴でニキビの元となるアクネ菌が過剰に繁殖し、炎症を起こすことで「尋常性ざ瘡」となってしまいます😖

🚨吹き出物・大人ニキビ🚨

大人になってからできる「尋常性ざ瘡」
肌は28日のサイクルで角質が剥がれ落ち新しい皮膚細胞に生まれ変わる「ターンオーバー」を繰り返しています😊

その「ターンオーバー」が、生活習慣の乱れや間違ったスキンケアなどの要因で正常に行われなくなることで、古い角質や脂が肌の表面に残ってしまうようになります💦

古い角質や脂が、毛穴詰まりを引き起こすことでアクネ菌が繁殖し、「尋常性ざ瘡」を発症してしまいます😖

近年、様々な美容液やクリームなどが沢山販売されています🧴
美容液やクリームにより、肌に過度な油分を塗って毛穴を詰まらせてしまうことも尋常性ざ瘡の大きな要因です💦

💊治療法💊
⭕内服薬
・皮脂の過剰な分泌を抑えたり、肌の調子を整える効果のある内服薬
・炎症が強い場合や化膿している場合は、抗生剤
⭕外用薬
・古くなった角質の剥離を促す効果のある外用薬
・抗生物質の含まれている外用薬
⭕基礎化粧品
・「ノンコメドジェニック」というニキビになりにくい成分の化粧品の販売を行っております✨

「尋常性ざ瘡」は、正しい治療法をきちんと続けていくことで確実にキレイに治していける病気です🏥✨

「ニキビ痕」になってしまうと治療に数年かかってしまう場合もあるため、早めからの治療をおすすめしております👨‍⚕️

当院ではお薬の処方だけではなく、スタッフによる「お薬の使い方」の説明や「生活指導」も行っております🏥💞

 

「尋常性ざ瘡」で悩んでいる方は
皮膚科専門医のいる大城皮フ科クリニック をご受診されてみてはいかがでしょうか?

一緒にキレイな肌を目指して頑張りましょう🤗❤️

 

『口唇ヘルペス』ってなに?

こんにちは!☺️大城皮フ科クリニックです🏥

今回は疲れた時に繰り返してしまう【口唇ヘルペス】についてお話します😊

🍄症状🍄
唇や口の周りのピリピリチクチクするような違和感・痛み

赤く腫れ、小さな水ぶくれが複数個できる(場合によってはただれる事もある)

かさぶたになって1〜2週間で治る⚠年に数回できることもあります💦

🍄原因🍄
水ぶくれの中のウイルス(単純ヘルペスウイルス)が手指や器具について、それを介して感染(接触感染)

こどもの頃に感染する場合が多いと言われています😱

⚠1度感染すると、その後ずっと体内に潜伏し風邪などで体力が落ちたときなどに発症します😫

💊治療方法💊
⭕抗ウイルス 内服薬
⭕抗ウイルス 外用薬
⭕(痛みがある場合)鎮痛剤

⚠感染を広げないためにも
早期に治す事が大切です✨

再発の場合、「違和感」を感じたら早めに受診し、早期に治療しましょう🏥

⚠アトピー性皮膚炎がある患者様はヘルペスが重症化しやすい状態にあります💦
特に早めの治療に心がけましょう🏥✨

🏘注意事項(感染を広げない)🏘
⭕ウイルスが付着した手や食器、タオル等から他人にうつることがあるため、食器やタオルは共用しないようにしましょう✨
⭕症状のある部位はなるべく触らず、手洗いを十分に行いましょう✨

🌟再発を防ぐために大切なこと🌟
口唇ヘルペスは、体の体力が落ちたときに再発します😈

⭕風邪をひかないように手洗い・うがいを徹底する
⭕栄養バランスのとれた食事に心がける
⭕適度に運動し、丈夫な体を作る
⭕適切に休息をとり、規則正しい生活に心がける
⚠再発のきっかけを知ることも大切です😊

上手に付き合いながら、症状を抑えていきましょう。
当院も患者様をしっかりサポートさせていただきます✨

「もしかしたら…」と思ったら、ご来院・ご相談下さい🏥

 

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