大城皮フ科クリニックブログ

『パッチテスト』ってなに?

今日は接触皮膚炎とパッチテストについてお話しします🌸

「接触皮膚炎」というと医学用語なので皆さんにはあまり馴染みがないかもしれませんね🤔
一般的には「かぶれ」と呼ばれる皮膚の症状です🏠

皮膚に特定の物質(金属やゴムなど)が触れることで、触れた部分にアレルギー反応が起こり、皮膚炎の症状が出現します⚡⚡

特定の物質が触れた部分が赤くなったり、かゆみが出たり、ブツブツができたりします😣💦

初めのうちは小さい範囲であったとしても、掻くことで症状の範囲広がってしまったり、ただれたりすることもあるので、注意が必要です⚠️

アレルギーの原因を調べようと思うと一般的には「血を取って調べる💉」というイメージが強いのではないでしょうか🤔

ですが実はアレルギーには様々な種類があり、採血で判明するアレルギーは花粉や食物など体に取り入れてすぐに反応が出る「即時型アレルギー」と言われるものだけなのです😳

金属やゴム、化粧品などに含まれる香料などの接触によるアレルギーは、体に触れてから2〜3日後に強いアレルギー反応がでる「遅延型アレルギー」と呼ばれており、採血では検査できないものなのです😖

この「遅延型アレルギー」の原因を検査する方法が「パッチテスト」となります😊

「パッチテスト」は背中や二の腕などに「パッチテストパネル」と呼ばれる様々なアレルゲンが付いたシートを48時間貼り、状態を観察することでアレルゲンを特定することができます😊

・金属のピアスをつけるといつもかゆい😣
・毛染めをすると頭がかぶれる😖
・コロナ対策でゴム手袋をはめたら手荒れしてしまった😱

…などなど、知らず知らずのうちに
アレルギー物質に接触し「かぶれ」を起こしていませんか??

「パッチテスト」でアレルギー物質を特定し、その物質との接触を避けることで長年の湿疹やかゆみを解消出来た患者様も沢山いらっしゃいます😊

「パッチテスト」は保険内で行うことができますが、最初に診察・同意書が必要となります💡

ご希望の患者様は是非一度診察にいらして下さい😊

 

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