大城皮フ科クリニックブログ

『できもの』について

今日は『できもの』についてお話しします👨‍⚕️

ホクロやできものは、手術前に悪性かどうか判断することが非常に重要です☝️
悪性を良性として除去すると、数年後、転移した腫瘍として手遅れの状態で発見されることもあります😨

当院では『ダーモスコピー』や『皮膚エコー』を使用し、ホクロやできものを正確に診断します🔎

🔹ダーモスコピー🔹
主にホクロやできものが良性か悪性かの判断に使用します。

この機器が導入されるまでは、良性か悪性か鑑別することは非常に難しかったのですが、特に手足のホクロに関しては、99%の精度✨で鑑別できる画期的な検査機器です😊

患部に光を当て特殊なフィルターを通して見るだけなので、痛みなどはありません😌

🔹皮膚エコー🔹
皮膚の中のできものを正確に診断するのに使用します。
正確な診断はもちろん、できものの深さ、血流の有無を瞬時に確認出来るため、手術も安全に行うことが出来ます👏

また、当院は正確な診断はもちろんのこと
【美しい仕上がり】でホクロやできものを除去する事を目指しています💗

大きさや部位から、手術またはCO2レーザー治療のどちらかを選択します。

💐手術💐
ホクロやできものの形に合わせて皮膚を切り取り、周りの皮膚を縫い合わせます。

1〜2週間後、抜糸をし、その後は傷跡がキレイに治るように3〜6ヶ月程テーピングをして頂きます💡

💐CO2レーザー💐
取りたいホクロやできものに照射をし、皮膚組織を蒸散させ除去します。
傷を出来るだけ小さく、目立つ傷跡や凹みを残さないように、細かく丁寧に蒸散していきます。

削り取られた部分は2週間程度で皮膚が盛り上がってきます。
その後、6ヶ月程で周りの皮膚と馴染んで、傷が目立たなくなります💡

・私のホクロはどうなんだろう?
・このできものは何?
・ずっと気になっていたホクロを取りたい

などお悩みの方は、是非一度『大城皮フ科クリニック』へご来院、ご相談下さい🏥💗

 

 

今回はいぼ(尋常性疣贅)についてお話します‼️

🔰いぼ(尋常性疣贅)とは
皮膚の一部が盛り上がってできものです🧐
⁡いぼがよくできる場所は手✋や足🦶といわれています💔

😈ヒトパピローマウイルスというウイルスが皮膚の小さな傷から感染し、いぼになります😣

皮膚が乾燥していたりバリア機能が低下していると感染しやすくなってしまいます💦🥺

またいぼ(尋常性疣贅)はウイルスが原因なので人にうつしてしまったり自分のいぼが増えてしまうことがあります💦
早めの治療をおすすめしています🥺✨

💊当院の治療❤️‍🩹
⭐️液体窒素を用いた冷凍凝固療法(スプレー式)
⭐️トリクロロ酢酸
⭐️漢方(ヨクイニン)の内服
⭐️ぬり薬(サリチル酸ワセリン)の外用
⭐️レーザー治療(ロングパルスYAG)

✅生活上の注意事項

💎いぼを触らない
触ることで指にウイルスが感染しいぼが増えてしまう可能性があります💔

💎いぼを自分で削らない
削ることで出血してしまったりいぼが増えてしまう可能性があります🥺

💎治療には回数が必要
一度の治療で治るというよりは定期的に受診して治療することで症状が改善していきます🌸

いぼは放置すると大きく成長したり他の場所にうつったりします🥺

放置することで治すまでに時間がかかってしまいます💦😭

いぼかな?と思ったら、、🧐
⁡早めの受診、治療をおすすめします‼️

 

『口唇ヘルペス』ってなに?

本日は口唇ヘルペスについてのお話です👄

口唇ヘルペスとは💡
単純ヘルペスウイルスの感染によって、唇やその周辺に痛みを伴う水ぶくれができる病気です😣

◆症状◆
①ピリピリ、チクチクといった皮膚の違和感
②赤く腫れたり水膨れができる
③かさぶたができて治っていく

基本的には①〜③という経過を辿ります💦

皮膚の違和感といった前駆症状がでてから、かさぶたになり治るまでは1〜2週間程度かかります。

◆原因◆
ウイルスが唇やその周りの皮膚に接触して、粘膜に感染することによって起こります。

現時点では、一度感染したウイルスを体内から追い出す方法はありません😱

そして再発を繰り返す特徴があります。
免疫が下がった時に再発しやすいため日頃からの体調管理が重要です。

◆治療◆
ウイルスの増殖を抑える抗ヘルペスウイルス薬の飲み薬、塗り薬を用います💊

口唇ヘルペスの再発を健康のバロメーターとして捉え、日頃からの体調管理はもちろん、症状が出てきたらできるだけ早く受診しましょう🏥

 

『掌蹠膿疱症』ってなに?

今回は『掌蹠膿疱症』についてお話しします✨

『掌蹠膿疱症』とは❓

手のひらや足の裏に、膿疱(ウミを持ったぶつぶつ)が繰り返しできる皮膚の病気です💡

膿疱とともに紅い斑点(紅斑)や鱗屑(りんせつ)と呼ばれるカサカサしたフケのようなものが現れます。
風邪や扁桃炎などがきっかけとなって膿疱が出てくることがあります😱

📌症状
🔹小水泡(みずぶくれ)、小膿疱(うみ)
🔹炎症
🔹かゆみ
🔹爪の変形・にごり

📌症状が出る部位
🔹手のひら
🔹足
🔹その他(すね、肘、膝、おしり等)

📌病気の原因
🔹扁桃炎、虫歯、副鼻腔炎、中耳炎などの病巣感染や、歯科金属などの金属アレルギーが関係している可能性があります💡

🔹喫煙
掌蹠膿疱症患者さんの喫煙率は約85%と非常に高いというのが特徴です。

📌予後
🔹多くは平均3〜7年で軽快します😊

📌治療方法
🔹外用(塗り薬)・内服(飲み薬)療法
🔹光線療法(紫外線照射)
🔹病巣感染の治療
🔹歯科金属の除去

📌合併症
🔹骨関節炎
体の様々な関節で起こりますが、特に多くみられるのは胸骨と鎖骨をつなぐ関節(胸肋鎖関節=首の付け根あたりの関節)、胸骨同士をつなぐ関節(胸骨結合)で、そのほか首(脊椎)や腰(仙腸関節)、手足などの関節で腫れや、痛みがでることがあります。

💡似ている病気として…異汗性湿疹(汗疱)、手足の白癬 、手足の尋常性乾癬もありますので、皮膚科専門医による鑑別診断が必要です‼️

💡気になる症状がある方は、ぜひ一度ご来院いただき、まずは皮膚科専門医にご相談下さい‼️

 

こんにちは。

愛知県の江南市にあります「大城皮フ科クリニック」

院長の大城宏治です

私もついにユーチューバーとしてデビューします!

初回は当院で相談の多い「ワキガ」としました。

すでに撮影が終わり、スタッフがおしゃれに編集してくれています

(いつもイケメンに撮ってくれてありがとう(^^)

そこでお話した内容を、ここにもアップさせていただきますね。

これからも時間と体力の許す限り、皆様のお役に立つ動画を上げていきますね☆

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今回は、当院でもご相談の多い、ワキガのお悩みについてお話させていただきます。

「ワキガとはどういった病気なのか?」「日常生活でのワキガ対策」「ワキガの治療」の3つについて

それぞれ解説していますので、ご興味のあるものをご覧ください。

まずは「ワキガとはどういった病気なのか?」にいて、

患者様からの質問をQ&Aにまとめたので、お話させていただきたいと思います。

 

Q.ワキガって、そもそも病気なの?
わきがは、特に体に対して悪影響を及ぼすわけではないので

病気というよりは「体質」と言えると思います

欧米では、90%以上の方にワキガがあるとされるので

むしろワキガである人のほうが多く、あまり治療対象となることはありません。

しかし日本をふくめた北東アジアでは、有病率は10%と言われており

においが気になる方は治療を希望されることがあります。

 

Q.ワキガって遺伝するの?

ワキガには家族性があると言われています。

ご両親のどちらかにワキガがあると、お子様はワキガになりやすいです。

耳あかが湿っているという体質が、ワキガに関連していると言われており

これが両親にあると、半分の確率で子供に遺伝します。

そのうちの80%がワキガになると言われています。

耳あかが湿っている体質の人は日本人のだいたい16%程度と言われており

そのうちの80%がワキガになるので、計算すると日本人の約10%程度がワキガであると言われています。

 

Q.ワキガはなぜ起きるの?

脇の汗には2種類あります。

まず脇だけでなく、全身に分布するエクリン汗腺と、

脇や外陰部に多いアポクリン汗腺があり

わきにはエクリン汗腺とアポクリン汗腺の両方が分布しています。

このうち、エクリン汗腺が原因となるものが多汗症

アポクリン汗腺が原因となるものが腋臭症、ワキガです。

エクリン腺から出た汗は、あまりニオイのもとにはなりません。

アポクリン汗腺から出た汗も、汗自体には匂いはありません。

しかし皮膚の常在菌である、ブドウ球菌やコリネバクテリウムといった細菌が汗を分解することで

イソ吉草酸という物質を酸性し、この物質が匂いを発生します。

ですので、治療法としては、まず汗を出ないようにすることと

ニオイを作り出す皮膚の常在菌を減らすこと、この2つが必要となってきます。

 

Q.どんな特徴があるの?

ワキガの方は、先程もお話したように、耳あかが湿っているという体質を持っている方が多いです。

また、白いTシャツを着ると、脇の部分が黄色くなるということが起こる方がいらっしゃいます。

脇毛がおおく、また汗が多く出る腋窩多汗症を合併することが多いと報告されています。

 

Q.ワキガは何歳くらいから症状が出現するの?

第二次性徴が始まる10歳頃から発症してきます。

そして20歳ころにピークを迎えるとされています。

その後年令を重ねるごとに、徐々に改善していきます

 

ここからは「日常生活でのワキガ対策」についてお話させていただきます。

 

Q.ワキガは自然に治ることがあるのか?

前回の動画でもお話しましたが、ワキガというのは体質ですので

急に体質が変わることはなく、自然に治ることはありません。

ただワキガを発生するアポクリン腺は、40歳を超えると徐々に機能が落ちてくるので

ニオイは改善してくると言われています。

 

Q.セルフケアでできることはないの?

これは2つあります。

まずは①汗自体の量を減らすこと、そして

②細菌の増殖を減らすことです

前回の動画でもお話しましたが、汗自体には最初はニオイはありません。

皮膚の常在菌が分解することでニオイを発生しますので、この両方に対して対策をすることができます。

まずは汗を減らすことですが、市販の制汗剤がたくさんあります。

しかし持続時間が短く、もって1日程度かなと思います。

ですので毎日塗る必要があり、結構手間になります。

当院ではパースピレックスというものを取り扱っています。

こちらは最初の1週間は毎日塗っていくのですが、2週目以降は週に1から2回で済むと言われています。

成分は塩化アルミニウムで、これが汗腺の汗を出す管に作用して、汗を出にくくすると言われてます。

もう一つは細菌を減らす方法です。これは市販の、銀イオンを含むもので細菌の増殖を減らすことができます。

もうひとつ、当院ではセルニューのデオドラントクリームというものを取り扱っています。

こちらにはクロルヒドロキシアルミニウムを含んでおり、強い制汗作用があり、ニオイを抑えることができます。

また皮脂吸収パウダーを含んでおり、ベタつかず、さらさら感が長続きします。

こちらは当院でも購入できますし、サンプルのご用意もございますので、よろしければお試しください。

 

Q.日常生活で気をつけることについて教えてください。

 

動物性脂肪やコレステロールを多く摂取すると、ワキガが悪化すると言う報告があります。

ですので乳製品やタンパク質の多い赤身肉を多く摂取すると、ワキガが悪化する可能性があります。

こういった食材を取りすぎないことにはある程度効果があると思います。

また、ストレスが過度に掛かるとワキガが悪化すると言われており

そういった面でも注意していただければと思います。

そして、入浴や、洗浄することで皮膚を清潔に保つことは

皮膚の汗と細菌を減らすことになるので、一時的てはありますがニオイを軽減します。

そんな方におすすめしているのが、持田製薬さんが作っているコラージュフルフルの泡せっけんです。

こちらには殺菌成分が含まれているので

これで脇や陰部を洗っていると、細菌の増殖が抑えられ、匂いの発生を抑えることができます。

 

今回はワキガの日常生活での注意点についてお話してまいりました。

ただし、根本的な治療となりますと、皮膚科のクリニックでの治療が必要となります。

気になる方はお気軽にご来院いただければと思います。

 

ここからは、「ワキガの治療」ついてお話していきます。

 

Q.ワキガの治療法について教えて下さい

みなさんがワキガの治療でインターネットで検索すると、たくさんの治療が出てくると思います。

その中でもワキガの根本的な治療となりますと手術、ボトックス、

あとは当院で行っているニードル高周波治療、インフィニスエット等があると思います。

今回はそれぞれについて説明してまいります。

 

まずは手術ですが、「剪除法」という、

症状の強さによっては保険適応となるものがあります。

脇の一部を3から4センチ切開して、皮膚を反転し

裏側にあるアポクリン汗腺をハサミで直接取り除いていくという手術です。

直接取り除くという方法ですので、効果は9割程度にみられると言われています。

ただ、切開によってかならず傷が残ることと

体質によっては傷が肥厚したり、ケロイド化することで

ワキが上げにくくなったりする方もおられます。

あとは、術後1週間は、出血を防ぐために腕を動かすことができません。

ですので両方のわきを同時に手術することは、入院しないと難しいです。

ですので、適応には慎重になる必要があり、はじめから皆様におすすめすることはありません。

 

次に、脇の汗と言うとボトックスの注射と思われる方もおられると思います。

しかし、ワキガの原因となるアポクリン汗腺を抑えることは、実はボトックスではできません。

ただし、脇の汗の量を減らすことができるので、ニオイの発生を少し抑えることはできます。

効果が続くのは4から6ヶ月と言われているので、1年に2から3回の注射が必要となります。

 

最後に当院で行っているワキガ、多汗症の治療

「インフィニスエット」についてご紹介したいと思います。

インフィニスエットは、ニードル高周波という最新の技術を使い

ワキガを半永久的に減らしていくという画期的な治療法です。

 

麻酔クリームで麻酔したワキの皮膚に、すごく細い針を刺して

先端から高周波を出すことで、汗の腺を直接破壊していきます。

 

痛みは麻酔が効いているので、あまり問題にならない方が多いです。

 

また剪除法などの手術と違って、皮膚に傷が残らず

腕が上げられないようなこともありません。

またダウンタイムも施行部位の赤みが数日続く程度で

当日から普段どおりの生活を行っていただくことが可能です。

 

針は先端以外から高周波が出ることはないので

皮膚がやけどになってしまうリスクはかなり少ないです。

 

1ヶ月以上の間隔をあけて、2回行っていただきます。

 

より強い効果を求められる方は3回目を希望される方もいらっしゃいますが、

当院では100人に1人程度と少ないです。

大体2回の施術で、効果を実感される方が多いです。

 

ダウンタイムが少なく、また気軽に行うことができるニードル高周波のインフィニスエットがあるので

現在では剪除法をおすすめすることはほぼなくなっております。

施術をご希望の方は診察が必要ですので、お気軽にカウンセリングにいらしてください。

 

今回はワキガの実際の治療についてお話してまいりました。

なかなかデリケートなお悩みで、一人で悩まれている方も多いと思います。

ただ、治療法は格段に進歩しています。

気になる方はお気軽にご来院いただければと思います。

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