大城皮フ科クリニックブログ

2020年2月 一覧

その「毛穴ケア」大丈夫?

 

肌の悩みで、上位にあがる「毛穴の黒ずみ」「毛穴の開き」

「赤ちゃんのようなつるんとした肌になりたい!」という声も多く聞かれます。

しかし、間違ったケアは、毛穴の黒ずみ、毛穴の開きを目立たせたり、悪化させる可能性があるので注意が必要です。

 

例えば毛穴パックやスクラブ入りの洗顔料。

代表的な毛穴の汚れである「角栓」が角栓が根こそぎ取れるので、使用すると、毛穴が「スッキリ」し、きれいになったように感じます。

しかし、毛穴パックで角栓のなくなったぽっかり開いた毛穴にファンデーションが入り込んで、余計に毛穴が目立ってしまったり、毛穴に埋まったファンデーションが十分に落ちず、毛穴に詰まり、ニキビや肌荒れの原因になることもあります。

 

角栓は毛穴を雑菌から守るために作りだされているため、無理やり全て除去するのではなく、正しい方法で、少しずつ優しく、必要な分は残しながら、除去していくことが大切です。

 

また、毛穴パックやスクラブ入り洗顔料は肌に強い刺激を与えるため、肌のバリア機能が衰え、目では見えないレベルでの肌の炎症が起こる可能性があります。

皮膚は炎症を起こすことで、色素沈着を起こし、シミやくすみの原因となってしまいます。

 

 

~毛穴のタイプ別の原因と、治療について~

 

当院では、毛穴のタイプに合わせ、様々な治療をご提案が可能です。

 

イチゴの表面のようにポツポツと黒ずんでいる → 「毛穴の黒ずみ」

白いぷつぷつが毛穴に詰まっている → 「毛穴の角栓」

ぽっかり穴が空いているように開いている → 「毛穴の開き」

毛穴が雫のように下垂して広がっている → 「毛穴の開き」

 

 

毛穴でお悩みの患者様は、是非大城皮フ科クリニックにご来院・ご相談下さい。

正しい毛穴ケアで、一緒にきれいな肌を作っていきましょう。

しわ・たるみの種類

 

年齢を重ねるごとに増えていくお顔のしわやたるみは、仕方のないことだとはわかっていてもどうしても気になるもの。

「お化粧の時に鏡を見ていたら、昔は目立たなかったほうれい線がある日突然気になりだした」などと来院される患者様も多くいらっしゃいます。

「しわ」や「たるみ」は、原因によって治療法が異なります。

今回は、「しわ」「たるみ」の原因、種類、治療についてみていきましょう。

 

肌の表面の小じわちりめんじわなど細かいしわが気になる

小じわ・ちりめんじわは、肌表面の乾燥や、紫外線や加齢による肌の老化により、角質層の水分保持機能が低下することなどが原因で起こります。

小じわ・ちりめんじわは、広い年齢層に見られ、人によっては20代前半からできてしまうこともあります。

「しわ」のレベルとしては、 比較的初期の状態です。

基本的には浅いしわなので、それほど気にしない方もいらっしゃいますが、対処をせずに放置すると段々と深くなってしまうこともあるため、早めのケアが肝心です。

<治療>インフィニ②③、ラセムド(VCVA美容液)、スペクトラピール

 

 

眉間、額、目尻のしわなどが気になる

笑ったり、怒ったりするときに、表情筋とよばれる筋肉の収縮(緊張)によって眉間や、目尻、口の横、額などに「表情じわ」が現れます。
一時的なものですが、加齢などに伴なって大じわへと進行するおそれがあるので注意が必要です。

眉間にしわを寄せる癖のある方や、目尻の笑いじわ、目を見開いたときにできるおでこのしわなどが気になる方は、早めのケアが大切です。

<治療> ボトックス注射

笑ったと時に歯茎が出てしまう、えらの張りや歯ぎしりなどが気になる方にも、ボトックス注射はおすすめです。

 

 

ほうれい線、目の下のたるみやしわ、顔全体のたるみが気になる方

深く刻まれた「大じわ」は、真皮の機能が衰えることなどが原因で起こります。

真皮はコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などで満たされ、ハリや弾力、潤いを保持する役割を担っています。

加齢とともにそれらの成分は減少し、皮膚を支えきれなくなってしわが発生します。

またお顔の老化は、皮膚だけに起きているものと思われがちですが、実は骨格や筋肉、皮下組織を含むお顔全体の組織の構造が、加齢によって立体的に変化して起こります。

加齢に伴って起こるお顔の骨の老化や、脂肪の減少によるボリュームダウンもたるみ・大じわの原因です。

<治療> インフィニハイブリッド①③④⑤、ウルトラセルQ+(HIFU)、エコツーレボリューション、ヒアルロン酸注射 

 

まずは、患者様自身の「たるみ」や「しわ」の原因を知ることが重要です。

その後、どういう治療が適切・必要なのかを、医学的根拠に基づき検討していくことが大切です。

美容皮膚科で、お悩みに合わせた治療を受けてみませんか??

 

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