大城皮フ科クリニックブログ

~乾燥について~

冬は1年の中で温度も湿度も最も低く

空気が冷たく乾燥する季節、

冬の中でも乾燥がピークとなるのは1月2月です⛄

 

寒い季節は、乾燥肌やアトピー性皮膚炎の悪化に

悩まれる方が増える傾向にあります。

 

では、なぜ空気が冷たく乾燥すると

お肌まで乾燥するのでしょうか?

 

①気温が低くなると、汗や皮脂の分泌量が減少する

→汗と皮脂はお肌の表面で混じって“皮脂膜”を形成し、

お肌内部の水分蒸散を防ぎお肌のうるおいを守ります。

汗や皮脂の分泌量が減ってしまうと皮脂膜も形成されにくくなるため、

うるおいを保つのが難しくなってしまいます。

 

②湿度が低くなると、肌の水分が失われやすくなる

→冬に洗濯物を部屋干しするとすぐに乾きますよね。

それは乾燥した空気が空気よりも水分量が多い洗濯物から水分を奪うためです。

洗濯物に限らず、乾燥した空気はお肌からも水分奪います。

そのため、空気が乾燥する冬はお肌が乾燥しやすくなってしまうのです。

特に乾燥しやすいのは、もともと皮脂の分泌が少ない部位や皮膚が薄い部位です。

肘・膝・すねのほか、腰やわき腹なども意外にカサつきやすいので要注意。

顔では頬や目元・口元によく乾燥が見られます。

 

◎お肌が乾燥して起こるトラブル◎

→肌のバリア機能が低下すると、少しの刺激で敏感に反応しやすくなり、赤みやかゆみ、

乾燥による粉吹きやひび割れが起こることがあります。

→お肌の水分が不足し、肌ツヤが失われ化粧ノリが

悪くなったり、洗顔や入浴後につっぱりが生じます。

そのため冬の乾燥対策は普段以上に念入りなお肌の保湿・保護が大切になります。

 

当院では、乾燥肌•アトピー性皮膚炎の症状のある患者様に

お薬の処方以外にお肌の乾燥対策として、生活習慣のアドバイスを行っています。

また、クリニック専売の保湿剤やスキンケア商品もご用意しております。

 

乾燥がひどくなる前に、

お早めの対策で冬もうるおいのある

お肌を目指しませんか?

 

大城皮フ科クリニックブログ一覧にもどる

ページトップへ戻る