大城皮フ科クリニックブログ

『水いぼ』ってなに?

今回は『水イボ』についてお話します。

『水イボ』とは??
水イボは別名『伝染性軟属腫』といいます。
ポックスウイルスの感染が原因で、5~6歳をピークに小さな子どもによく見られる疾患です。

光沢があり、皮膚と同様の色のプツプツとしたイボが体にいくつも出来ます。

胸やおなかなどの皮膚がうすいところや、わきの下など皮膚がこすれやすい部分きやすいです。

『水イボ』がうつる原因は??
皮膚の接触による感染で、主にプールで感染が広がりやすいです。
皮膚の接触に限らず、ビート板やタオルなどを介してうつることもあります。

『水イボ』の予防方法は??
◎衣類やタオルを共有しないようにしましょう
◎プールでは水着、タオル、浮き輪などを共有しないようにしましょう
◎適切なスキンケアを行い、健康な皮膚を保ちましょう

『水イボ』の治療法は??
当院では、トリクロロ酢酸という塗り薬を塗ったり、ヨクイニンという漢方薬を処方したりするなど、お子様の症状に合わせて治療を行っていきます。

水イボは誰でも発症するリスクがありますが、乾燥肌やアトピー性皮膚炎をベースに持っている方だと、皮膚のバリア機能が低下しているため、よりかかりやすく、治りにくい傾向があると言われています。

乾燥していれば保湿剤を使用し、湿疹があれば適切な治療をしてあげることで、水イボの治りもよくなります。

水イボでお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。

 

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