『ワキガ・多汗症の治療法』ってなに?
- 2022年08月31日
- カテゴリー:皮膚の病気
猛暑続きで薄着になるこの季節🍉
「汗やニオイが気になる…」という悩みでご来院される患者様が急増中です🍧
「汗の臭いで周りに臭いと思われていないかな…」
「汗じみを気にせずに思いっきりオシャレを楽しみたい…!」
そのようなお悩みや願望はありませんか?🤔
汗の悩みには、大きく分けて2種類あります🌻
一つは「腋臭症(ワキガ)」ともう一つは「多汗症」です。
✅ワキガのもとであるアポクリン汗腺
汗そのものは無臭なのですがアポクリン汗腺が分泌する汗には脂肪やたんぱく質が多く含まれていて粘り気がありベタベタしています。
これらの成分が皮膚にいる常在菌に食べられて分解されると鼻につく臭いに変化するのです😰
「アポクリン汗腺」は
ワキ、耳の穴、乳輪、陰部などにあります💡
✅多汗症の原因であるエクリン腺
「エクリン汗腺」は、全身の皮膚にあり、発汗をコントロールして体温調整を行っています。
エクリン汗腺の汗は、99%以上が水で出来ているためサラサラで無臭ですが汗で湿った状態が続くと細菌の繁殖を助ける事になり「汗臭い」という状態を生み出します😰
「多汗症」は、エクリン汗腺の過剰な発汗によって顔・ワキ・手のひら・足の裏によく起こります。
👇当院で行なっているワキガ・多汗症の治療に
🔸インフィニスウェット
極細な針の先端から高周波を出し、汗腺を直接破壊する、画期的な治療法です🌻
施術直後は赤くなります。
3~4日後に照射部がかさぶたになり、1~2週間ではがれます。
破壊された汗腺は再生することがないためその効果は半永久的と考えられています!😳
🔸ボトックス注射
注射後2~3日で効果が現れはじめ、2週間後に効果が高まり、4〜6カ月間持続します。
ボトックスは、アセチルコリンの分泌を阻害するので、副交感神経がブロックされ、発汗の抑制につながります。
🔸プロバンサイン
内服薬・保険適応
有効成分のプロパンテリンの作用によりアセチルコリンの働きを抑え汗の分泌を抑制します。
外用薬とは違って全身の汗を減らすことができます。
発汗を抑えたいと思っている場面の約1時間前に内服すると約5時間は効果が持続します🎉
🔸ラピフォートワイプ2.5%
外用薬・保険適応
※9歳以上処方可能
新たにでた1回使い切りのシート状の拭き取りタイプの外用薬です。
1日一回両脇を拭き取ることで、汗の量を抑える事が期待されます👌
使用後はしっかり手を洗ってください。
🔸エクロックゲル5%
外用薬・保険適応
※12歳以上処方可能
2020年9月に承認された保険適応の原発生腋窩多汗症(脇汗)に対する外用薬です。
1日一回ワキに継続して塗布することで汗の量を抑えることができます😉
1ヶ月程度使い続けると効果を実感頂けます。
さまざまな治療法であなたのお悩みをサポートします💪🏻😤
快適な夏を過ごすため、汗やニオイでお悩みの方は当院にご来院ください🏄♂️