大城皮フ科クリニックブログ

『虫刺され』『とびひ』ってなに?

今日は虫刺され・とびひについてのお話しです🐜

虫刺されは医学的には【虫刺症】と呼ばれ、とびひは【伝染性膿痂疹】と呼ばれます。

⭐️虫刺されについて
虫刺されは、虫に刺される、噛まれる、触れるなどして痒みや痛みが起こる、皮膚炎の一つです💡

虫刺されを掻きむしってしまうと、とびひに発展してしまう場合もあるので注意が必要です😣

☑️治療法
ステロイド外用薬や、症状が強い場合には、かゆみや赤みを抑える内服薬を使用します💊

 

⭐️とびひについて
虫刺されやあせもを掻いたりして、傷口に細菌が入り込み感染することで発症します💦

☑️種類
とびひには2種類あります💡

水疱性膿痂疹

水膨れやかゆみの症状があり、掻いた手を介して体のあちこちに広がります。
夏に多く乳幼児に出来やすいと言われています。

痂皮性膿痂疹

かさぶた、リンパ節の腫れ、発熱、喉の痛みなどの症状があります。
全身にでき、季節や年齢を問わず出来ると言われています。

☑️予防
・皮膚を清潔に保つ
・患部を掻いたりいじったりしない
・タオルや衣服の共有をしない

☑️治療
とびひの治療には主に抗菌薬を使用します。
必要に応じて痒みを抑える薬なども使用します。

 

⚠️とびひは全身に広がる前に治療を行うことで早く治すことができます。

また虫刺されからとびひに悪化させないよう注意が必要です。

気になる症状があれば早めに受診しましょう🏥

 

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