ROSACEA
赤ら顔・酒さ
赤ら顔・酒さとは?
なかなか引かない顔の赤みや、ヒリヒリとした敏感肌の症状にお悩みではないでしょうか。赤ら顔とは、顔の毛細血管が拡張し、皮膚の表面から血流が赤く透けて見える状態を指します。 その中でも酒さ(しゅさ)は、鼻や両頬など顔の中央付近を中心に赤みや赤いぶつぶつなどの症状が続く疾患です。湿疹やアトピー性皮膚炎、あるいはニキビと合併している場合も多く見られます。 症状は進行していく特徴があり、初期は鼻先・頬・額・眉間などに細かい血管の拡張が見られ、ヒリヒリとした痛みやほてり感を伴います。進行するとニキビのような発疹が現れ、さらに悪化すると鼻がこぶのように盛り上がる腫瘤・鼻瘤型へと進行することもあります。 酒さは単なる「赤ら顔」の症状ではなく、専門的な診断と長期的な管理を必要とする皮膚科疾患です。患者様の生活の質(QOL)を大きく下げてしまうこともありますが、正しく診断・治療・管理していくことのできる皮膚科医は決して多くないとも言われています。自然に治癒することは難しいため、一人で抱え込まず、皮膚科専門医による的確な診断と継続的な治療を受けるために、まずはお気軽に当院までご相談ください。
赤ら顔・酒さの原因
CAUSE
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遺伝的要因や加齢による皮膚の薄さ
生まれつき皮膚が薄い方や血管が太い方は、毛細血管が透けて赤ら顔になりやすい傾向があります。酒さの正確な原因は未だ完全に解明されていませんが、遺伝的要因なども関連していると考えられています。また、加齢に伴って肌のハリが失われ皮膚が薄くなることも、血管をより目立たせてしまう要因の一つと考えられています。体質や年齢のせいだと諦めず、適切な治療とケアで症状をコントロールしていきましょう。
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気温の変化や紫外線などの環境要因
急激な寒暖差や長年の紫外線の影響は、肌のバリア機能を低下させ、血管の拡張を促す悪化要因(トリガー)となります。日焼けをしてしまうと症状悪化の原因になるため、日常から日焼け止めの使用がおすすめです。 さらに、日々の洗顔時のグイグイ・ゴシゴシするような過度な摩擦も、皮膚に刺激を与え、赤ら顔を悪化させる大きな原因となります。スクラブなどの含まれない刺激の少ない洗顔料を使い、手と顔の皮膚が直接触れないよう、たっぷりの泡で優しく洗い流すことが大切です。当院では、治療薬の効果を最大限に引き出すため、ご自宅での正しいスキンケアやセルフケアの指導も丁寧に行っています。
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食生活や生活習慣による血管の拡張
香辛料などの辛い食べ物や、お酒(アルコール)などを取りすぎてしまうと、内側から熱を発生させたり血管を拡張させたりして、症状が悪化してしまう場合があります。 また、精神的なストレスや睡眠不足といった生活習慣の乱れも、自律神経に影響を与え、ほてりや赤みを引き起こしやすくします。患者様お一人おひとりの生活環境に潜む悪化要因を見つけ出し、日常生活で無理なく回避していくことも、症状改善のための重要なステップです。
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ステロイド外用薬の長期使用
ステロイド外用薬は炎症を抑える薬として有名ですが、毛細血管を拡張してしまう副作用があります。そのため、当院では酒さ(赤ら顔)の患者様にはステロイドを処方しておりません。 他の皮膚疾患の治療のために、顔に対してステロイドの塗り薬を長期間使用し続けると、「酒さ様皮膚炎」を発症するケースもあるため、専門医の指導のもとで適切な使用や治療が求められます。「過去の治療でなかなか赤みが引かなかった」という方も、これまでの治療歴をお伺いした上で最適なプランをご提案いたしますので、安心してご相談ください。
赤ら顔・酒さの種類と治療法
紅斑毛細血管拡張型(赤み・毛細血管の拡張)
鼻先や頬、額や眉間などを中心に赤みを生じ、細かい血管が拡張して浮き出て見える状態です。ヒリヒリとした痛みや、ほてり感を伴うことも多くあります。 当院では、血液中の赤い色素(ヘモグロビン)に反応して異常な毛細血管を破壊・縮小させる医療用レーザーを用いて治療を行います。特にVビームは優れた皮膚冷却機能(DCD)を備えており、正常な皮膚へのダメージを最小限に抑え、ダウンタイムに配慮した治療が可能です。 症状の深さや赤みの程度に応じて皮膚科専門医が適切なレーザー機器を選択し、複数回の治療を重ねることで段階的に赤みを改善へと導きます。豊富な先端機器とこれまでの治療実績に基づき、患者様のお悩みや症状に合わせたオーダーメイドの治療をご提案いたします。慢性疾患であるため治療は長期戦になることもありますが、当院がしっかりと寄り添いサポートいたします。
自由診療での治療方法
丘疹膿疱型(ニキビのようなブツブツ)
顔の赤みに加えて、症状が進行するとニキビによく似た発疹がみられ、皮脂の分泌も亢進する状態です。当院では、似たような症状であってもニキビとの違いを専門医がしっかりと鑑別し、酒さ特有の炎症経路に合わせた的確なアプローチを行います。 治療には、炎症を抑えるロゼックスゲル、プロトピック軟膏やコレクチム軟膏といった外用薬を使用します。(ステロイド外用薬は毛細血管を拡張する副作用があるため、当院では酒さの患者様には処方しておりません)。 また、天然の穀物由来成分で副作用がほとんどなく、長期間の使用も可能なアゼライン酸(AZA)を配合したドクターズコスメのAZAクリアやCHRONO UN DEUXを使用し、炎症を和らげます。さらに、赤色に反応が良いOSCシルクピールなどのレーザー治療を組み合わせることで、酒さの改善だけでなく美白・美肌効果によるなめらかな肌質を目指します。外用薬・ドクターズコスメ・レーザー機器を組み合わせた複合的な治療で、より効果的に患者様の理想のお肌へと導きます。
自由診療での治療方法
外用薬(ロゼックス)
当院での治療の特徴
OUR FEATURES
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01
皮膚科専門医による適切な鑑別診断
赤ら顔(酒さ)は、湿疹やアトピー性皮膚炎、あるいはニキビと合併している場合も多く、ご自身での判断や診断が困難な疾患です。実は、酒さを正しく診断し、的確に治療・管理していける皮膚科医は決して多くないとも言われています。豊富な臨床経験を持つ皮膚科専門医が他の皮膚疾患との違いや合併症の有無を正確に見極め、疾患に合った正しい治療法をご提案します。「なかなか治らない」と一人で悩まず、まずは専門医にご相談ください。
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02
症状に合わせた複数のレーザー機器の使い分け
毛細血管の深さや赤みの強さに応じ、Vビームやクラリティツインなどのレーザーを使い分け、赤みの元となる異常な血管にピンポイントでアプローチします。正常な皮膚への影響を最小限に抑えるだけでなく、レーザーの微細な刺激により肌内部のコラーゲン生成が活性化し、お肌にハリやツヤが生まれるサポート効果も期待できます。
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03
保険適用の可否を含めた丁寧なご説明
ロゼックスゲル、プロトピック軟膏やコレクチム軟膏など、炎症を抑える一部の外用薬は保険適用となります。また、専用のレーザー機器(Vビームなど)を用いた治療は自由診療でのご案内が基本となりますが、症状や疾患によっては保険適用での治療となる場合もあります。酒さは慢性疾患であり、症状の改善には数ヶ月から年単位の期間を要する長期戦となることもあります。そのため、当院では事前に費用や治療の目安となる期間を分かりやすくご説明し、患者様にしっかりとご納得いただいた上で治療をスタートいたします。
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04
機能性化粧品を取り入れた総合的なアプローチ
レーザー治療だけでなく、天然の穀物由来で副作用がほとんどないアゼライン酸(AZA)やCHRONO UN DEUXなど、当院が厳選した機能性化粧品を日常のケアに取り入れることで、長期間にわたり安全に肌質改善をサポートします。クリニックでの治療効果を最大限に高めるだけでなく、症状改善後の再発を防ぐための「維持治療」としても、ご自宅での適切なスキンケアが非常に重要になります。
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05
悪化を防ぐためのホームケアアドバイス
赤ら顔の改善には、患者様個々の生活環境に潜む悪化要因を特定し、治療を行っていくことが不可欠です。洗顔時はグイグイ・ゴシゴシ擦るような刺激を避け、スクラブの含まれない洗顔料でたっぷりと泡立て、手と顔の皮膚が直接触れないようや急激な温度変化やセルフケアを丁寧にアドバイスし、二人三脚で症状のコントロールを目指します。
診察 / 診療の流れ
FLOW
初めてご来院される方は、ぜひ 初めての方へ をご確認ください。
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カウンセリングのご予約
シミ/肝斑・しわ・たるみ・にきび跡・毛穴・赤ら顔・肌育注射・ヒアルロン酸注射・ボトックス注射・アートメイク・タトゥー除去の施術をご希望の方は、事前のカウンセリング予約が必要です。
当院のHPまたは公式LINEよりご予約をお取りください。 -
ご来院・受付
平日は9:00~11:00/15:30~17:30
土曜日は9:00~11:00/14:00~16:00
までに受付をお済ませください。受付後は待合室にてお待ちいただきます。
順番になりましたら、スタッフが番号でお呼びいたします。
※公式LINEにご登録いただいている方には、前日にLINEでリマインドメッセージが届きます。 -
スタッフによるカウンセリング
スタッフが症状やご希望の施術内容についてお伺いします。
お悩みやご不安な点がありましたら、カウンセリング時にお気軽にご相談ください。 -
医師の診察・施術内容のご説明
スタッフによるカウンセリング後、医師が診察を行います。
診察後、施術内容・料金・施術日時についてスタッフよりご説明し、同意書へのご署名をいただきます。
施術日時が決まりましたら、予約票をお渡しします。基本的にカウンセリング当日は、お会計後にお帰りいただきます。 -
施術当日
施術当日は、予約票に記載されている日時に受付までお越しください。
受付後は美容待合室にてお待ちいただき、スタッフが施術内容の確認に伺います。
その後、施術室にて施術を行います。 -
施術後のご案内・会計
施術後は美容待合室にて、施術後の注意事項、スキンケア方法、次回受診の目安についてご案内いたします。
その後、2階美容フロアの受付にて会計手続きを行います。
会計手続きが完了しましたら、1階の自動精算機へお進みいただき、お支払いをお願いいたします。
お支払い後は、そのままお帰りいただけます。
よくある質問
FAQ
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酒さとニキビはどう違うのですか?
酒さ(赤ら顔)は、鼻や両頬など顔の中央付近に赤みが出やすい傾向があります。ニキビと見た目が似ているだけでなく、実際に湿疹やアトピー性皮膚炎、あるいはニキビと合併している場合も多く見られます。症状が進行すると皮脂の分泌も亢進し、ニキビのような赤いポツポツとした発疹が現れることもありますが、白ニキビが見られないといった違いがあります。見た目が似ているためご自身での判断が難しく、誤ったケアをして悪化させてしまうケースも多く見受けられます。当院では、ニキビとは異なる酒さ特有の炎症経路をしっかりと見極めますので、「なかなか治らない」とお悩みの方はまず皮膚科専門医による正しい診断が重要です。
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赤ら顔の治療には保険が適用されますか?
ロゼックスゲル、プロトピック軟膏やコレクチム軟膏など、炎症を抑える作用がある一部の外用薬は保険適用となります。 一方で、Vビーム等やクラリティツインを用いた赤ら顔のレーザー治療は自費治療でのご案内が基本となりますが、お顔の赤みの種類や症状によっては保険治療となる場合もあります。また、アゼライン酸(AZA)が配合された専用の化粧品なども自由診療(自費)となります。酒さの治療は、保険診療だけではカバーしきれないケースもあるため、の種類や進行度に合わせて最適な複合治療をご提案します。ので、どうぞ安心してご相談ください。
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レーザー治療は痛いですか?跡は残りませんか?
レーザー照射時には、輪ゴムで弾かれるような痛みを感じることがあります。しかし当院のVビームでは、優れた皮膚冷却機能(DCD)を備えており、レーザー照射直前に寒剤を吹きつけることで皮膚を保護し、痛みを和らげます。 「顔へのレーザーは怖い」とご不安に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、細心の注意を払って施術を行います。
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化粧品を変えれば赤ら顔は治りますか?
ご自身の肌質に合った低刺激の化粧品(スクラブなどが含まれないもの)に変えることで、肌への負担が減り、症状の悪化を防ぐ効果は期待できます。酒さの患者様は皮膚のバリア機能が低下し、敏感肌になっていることが多いため、毎日の適切なスキンケアは非常に重要です。患者様の症状に合わせて適切に組み合わせることをおすすめします。クリニックでの適切な治療と、ご自宅での正しいケアの相乗効果で、健やかなお肌を目指していきましょう。
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日常生活で気をつけることはありますか?
日焼けをしてしまうと症状の悪化につながるため、日常的な日焼け止めの使用など、しっかりと紫外線対策を行ってください。また、洗顔時はグイグイ・ゴシゴシこするような刺激は避け、スクラブなどの含まれない刺激の少ない洗顔料で優しく洗うことが大切です。 食事面では、辛い食べ物やお酒(アルコール)などを取りすぎてしまうと症状が悪化してしまう場合があるため、なるべく控えていただくことをおすすめします。
注意事項
PRECAUTIONS
リスク・副作用
赤ら顔・酒さに対する自由診療(レーザー治療、外用薬、特定の化粧品等)を行った場合、以下のリスクや副作用が生じる可能性があります。
・レーザー治療(VビームⅡ、クラリティツイン、スペクトラ):照射時の輪ゴムで弾かれたような痛み、術後の一時的な赤み、腫れ、熱感、内出血(紫斑)、水ぶくれの形成、炎症後色素沈着、まれに色素脱失や瘢痕の形成
・外用薬(ロゼックス等):塗布部位の赤み、かゆみ、ヒリヒリとした刺激感、乾燥、つっぱり感、かぶれ(接触性皮膚炎)
・化粧品(AZAクリア等):使用初期の軽いピリピリ感、かゆみ、乾燥、赤み
万が一、治療後に異常な赤みや痛みが長引く場合や、お肌に合わないと感じた場合は、速やかに当院の皮膚科専門医までご相談ください。適切なアフターケアと処置をご案内いたします。
禁忌
安全に赤ら顔・酒さの治療をお受けいただくため、以下に該当する方は一部の治療をお断りする、または慎重な判断が必要となる場合がございます。
・妊娠中、または妊娠の可能性がある方、授乳中の方(特定の外用薬やレーザー治療はお控えいただいております)
・光線過敏症(日光アレルギー)の方、または光線過敏を引き起こすお薬を内服中の方(レーザー治療の場合)
・ケロイド体質、または傷跡が非常に残りやすい体質の方
・治療部位に強い皮膚炎、活動性の感染症、単純ヘルペスなどの異常がある方
・重度の糖尿病や自己免疫疾患、悪性腫瘍などの全身疾患をお持ちの方
・使用するお薬や化粧品の成分に対してアレルギー反応を起こしたことがある方
・極度に日焼けをしている方、または治療の直後に海やレジャー等で強い紫外線を浴びる予定がある方
その他、ご自身の健康状態やアレルギー、服用中のお薬についてご不安がある場合は、必ず事前の診察時に医師へご申告ください。
監修医師
DOCTOR
大城皮フ科クリニック
院長大城 宏治
学歴
- 2005年
- 名古屋大学医学部卒業
- 2005年
- 社会保険中京病院 臨床研修医
- 2007年
- 名古屋大学医学部附属病院皮膚科
- 2008年
- 豊橋市民病院皮膚科
- 2009年
- 東京 虎の門病院皮膚科に国内留学
- 2011年
- 社会保険中京病院 皮膚科
- 2013年
- 江南厚生病院 皮膚科医長
- 2016年
- 大城皮フ科クリニック開院
- 2023年
- 大城皮フ科クリニック大口本院開院
所属/資格
- 日本皮膚科学会 皮膚科専門医
- 日本皮膚悪性腫瘍学会
- 日本皮膚外科学会
- 日本アレルギー学会