大城皮フ科クリニックブログ

2020年4月 一覧

 

毛穴の開き、オイリー肌、ニキビ肌の原因になる毛穴。

「毛穴なんて、なくなればいい」と思ったことありませんか?

 

なぜ毛穴が必要なの?

そしてオイリー肌やニキビ肌の原因となる毛穴から分泌される「皮脂」

皮脂は必要なの??

そんな疑問についてみていきましょう。

 

皮膚の一番の役割は、外から細菌やウイルスなどの異物が体の中に入るのを防ぐ「バリア機能」です。

皮膚の表面にある角質層が、外部からの刺激や異物の侵入を防いだり、身体の内側に蓄えている水分が逃げないように「バリア機能」としての役割を果たしています。

しかし、角層は、蒸発していく水分量をこまめに調整する機能がないため、十分な保水機能を果たすことができません。

そこで、重要な役割を果たすのが毛穴です。

毛穴が皮脂を出し、皮脂膜を作ることで、蒸発する水分量を調整することが可能になるのです。

 

「毛穴」そして「皮脂」により、皮膚が正しく「バリア機能」を果たすことができているのです。

 

しかし、皮脂の分泌が過剰になると、

毛穴がつまり(角栓)、それが酸化して黒ずみが目立つようになったり、炎症を起こしてニキビになってしまいます。

つまり・・・

「毛穴から皮脂が分泌される」事が肌トラブルの原因なのではなく、「毛穴から過剰に皮脂が分泌される」ことが問題なのです。

 

皮脂の分泌が盛んになる原因は、ホルモンバランスの乱れやストレス、食事による脂質の過剰摂取などがあげられます。

最近は、過剰なスキンケア(高機能美容液やクリーム、オイルなど)により皮脂分泌以外でも外部から油分を取りすぎてしまい、ニキビ(吹き出物)ができている患者様も多くみられます。

正しいスキンケア・規則正しい生活を行うことで、皮脂をコントロールしていくことが大切です。

 

<生活上の注意事項>

◎皮脂を取りすぎない

テカリが気になるからといって皮脂を過剰にふき取ってしまうと、肌が乾燥して余計に皮脂が分泌されてしまいます。

 

◎優しく洗顔する

皮脂を落とそうとして、何度も顔を洗ったり、ゴシゴシ強い力でこすることは逆効果です。33℃~35℃のぬるま湯で優しく洗いましょう。

ニキビ肌用の洗顔を使用すると、不要な油分を洗い流してくれるため、ニキビ用の洗顔料を使用しましょう。

 

◎保湿をしっかり行う

肌の潤いを保つために、洗顔後はしっかりと保湿をしてください。

乾燥を改善しようと過剰に皮脂分泌が行われる可能性があります。入浴後はすぐに化粧水・乳液等で保湿を行いましょう。

 

◎高機能美容液やクリームよりも「ノンコメドジェニック」の製品を選択する

過剰なスキンケア(高機能美容液やクリーム、オイルなど)により皮脂分泌以外でも外部から油分を取りすぎてしまい、ニキビ(吹き出物)ができている患者様も多くみられます。

「ノンコメドジェニック(ニキビができやすい成分が含まれていない)」製品を選択しましょう。

 

◎脂質、糖質の過剰摂取に気をつける

バターや牛脂、肉類は、毛穴の詰まりの原因となります。また、血糖値を急激に上げる食品である小麦粉、白米、加工されたパンや麺類、ケーキ、クッキーなどもできるだけ摂らないようにしましょう。

 

◎規則正しい生活を心がける

睡眠不足、不規則な食生活、ストレスに十分気をつけてください。

ストレスによって副腎から男性ホルモンが分泌されます。男性ホルモンが活発になると皮脂が出やすくなり、オイリー肌やニキビ肌の原因となります。

 

正しいスキンケア・規則正しい生活を心がけ、きれいな肌作りをしていきましょう。

 

それでも、「毛穴の開きや黒ずみが気になる」「ニキビができやすく、治りにくい」「顔のテカリが気になる」という方は、大城皮フ科クリニックへご来院ください。

 

保険治療から自費治療、化粧品販売を行っており、幅広い選択肢をご用意させていただいております。

患者様のお悩みに寄り添いながら、患者様1人1人に合わせた治療をご提案させていただきます。

あなたのシミはどんなシミ?

 


 

30代前半から40代にかけて表れやすいといわれる「シミ」。

実は、シミにはいくつかの種類があるということをご存知ですか?
シミは種類によって治療方法が違うので、正しい診断・適切な治療を行うことが重要です。

 

それでは、シミの種類について詳しく見ていきましょう。

 

【老人性色素斑】

老人性色素斑は、最も一般的なシミ。
「老人性」というネーミングですが、原因の多くは紫外線です。
紫外線によってメラニンが作られると肌が黒くなり、通常ならターンオーバーによって徐々にもとの肌色に戻ります。
しかし過剰に紫外線を浴び続けるとメラニンが肌の中に留まり、それが老人性色素斑(シミ)となります。

20代から発症することもありますが、60歳以上では必発といっていいほど一般的なシミです。

<治療> QスイッチYAGレーザー、Qスイッチルビーレーザー、ルートロピール

 

【脂漏性角化症】

『老人性いぼ』とも呼ばれ、60歳以降では必発といっていいほど一般的なシミ。

紫外線による肌の老化が原因と考えられています。老人性色素斑から発生することもよくあります。

年々、少しずつ大きくなり、数も増えてきます。小さいうちに取ってしまえば、問題ありませんので、早めの処置をおすすめします。

<治療> 液体窒素(保険適応)

 

【肝班】

頬や眼の下、額などに左右対称にみられる薄茶色のシミ。
30代〜60代の女性に多くみられ、女性ホルモンによる影響、皮膚の過度な摩擦、ストレスや肌に合わない化粧品などが原因と言われています。
特に妊娠中やピルを服用している人はできやすいので要注意。
摩擦や刺激、紫外線でも濃くなっていくので、適切なケアをすることが大切です。

<治療> トーニング

 

【雀卵斑(じゃくらんはん)】

「そばかす」と呼ばれる、鼻を中心に左右対称に散らばる茶色の小さなシミ。
1つずつのシミは1~5mm大でほぼ均等に並びます。

そばかすは幼児期に発症することが多く、思春期頃までに濃くなることが多いです。
そばかすは紫外線を浴びることで誘発されるため、日焼けにより増悪します。

<治療> QスイッチYAGレーザー、Qスイッチルビーレーザー、ルートロピール

 

【色素沈着】

ニキビやケガ、火傷をした皮膚が炎症を起こした後にできるシミ。

炎症後色素沈着は、皮膚のターンオーバーとともに、しだいに消えることが多いのですが、皮膚の炎症が悪化して色が濃くなってしまった部分は、消えずに残ることもあります。

虫さされの跡が残ったり、ムダ毛を処理して毛穴が黒ずんだりすることがありますが、これも炎症後色素沈着の一種です。

色素沈着をおこした場所が紫外線を浴び続けると、色がだんだんと濃くなっていくので、注意が必要です。

<治療> ビタミンC内服、トーニング、ハイドロキノン塗布

 

【ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)】

ADMはアザの一種で、その多くは成人になってから(20~30代)頬や額の両側に現れます。

はっきりした原因は不明ですが、遺伝的な要因も考えられており、家族にADMの人がいたら、発症する可能性が高いと考えられます。
肝斑との区別が難しいのですが、ADMはソバカスより少し大きく、グレーから紫がかっているのが特徴です。

<治療> QスイッチYAGレーザー、Qスイッチルビーレーザー、ルートロピール

 

【太田母斑】

太田母斑は額、目の回り、頬、鼻、耳介に生ずる青アザで、通常、顔の片側に生じます。

生後半年以内に生ずることが多く、成長と共に濃くなることがあります。

典型的な太田母斑は青紫色から灰紫青色で、そこに薄い褐色の小色素斑が混在します。

<治療> Qスイッチルビーレーザー

 

上記のように、シミにはさまざまな種類があります。

また、一見シミのように見えても、ADMや太田母斑のように、シミではなくアザである場合も多く、適切な治療を受けるためには、正しい診断が重要となります。

 

正しい診断を行うためには、豊富な知識・経験が必要となりますので、美容経験の多い皮膚科専門医を選ぶことをお勧めします。

当院では、
新型コロナウイルス感染対策として

◎電話再診の開始
◎受付に飛沫感染予防のビニールシートの設置
◎24時間換気
◎スタッフ全員マスク着用
◎スタッフ出勤前の検温(午前・午後)
◎ドアノブや椅子・ベッドの定期的な消毒
◎キッズルーム・パウダールームの定期的な消毒
◎雑誌・本・おもちゃの一時撤去
◎化粧品テスターの一時撤去
◎ハンドドライヤーの使用停止

などの対策を行っております。

 

また、患者様にも

◎受付・会計時の手指消毒

◎診察が呼ばれるまでの間の車待機

などのお願いをしております。

 

患者様にも快くご協力頂き、感謝しております。

 

今後とも、患者様に安心して、治療を受けて頂ける環境作りに取り組んでいきますので、
よろしくお願い致します。

 

また、R5年3月13日よりマスクの着用は個人の判断が基本となります。

ただし、周囲の方に感染を広げない、ご自身を感染から守るため、クリニック内ではマスクの着用をお願いしております。

引き続き、感染対策にご協力下さい。

ご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします

 

 

当院では「しわ治療」として

◎レーザーや、インフィニハイブリッド、HIFUなどの「自分の細胞に働きかける」治療

◎ヒアルロン酸注入やボトックス注射などの「外から有効成分を取り入れる」治療

をご提案させて頂いております。

 

レーザーや高周波治療、HIFUは、肌(真皮)や皮下組織、筋膜に熱を加えることで、

自分自身の細胞がたんぱく変性を起こし、グッと引き締まります。(お肉を焼くとグッと縮むイメージです)

 

さらに、熱が加わると細胞が活性化するため、自分自身の細胞が、ヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンを増産させます。

自分の細胞を利用しアンチエイジングを図ることができ、回数を重ねる度に少しづつ若返っていきます。

 

◎初めて美容施術を受けられる方

◎マイルドな治療を希望される方

◎自分自身の細胞の力で若返りたい方

 

上記を希望される患者様におすすめです。

 

一方、「早く効果を出したい!」という方には、
ヒアルロン酸注入やボトックス注射がおすすめです。

 

効果の高い有効成分を外部から直接取りいれるため、お悩みの症状の改善が早く、効果が分かりやすいため、満足度の高い施術となります。

 

「注射は顔がパンパンになるんじゃないの?」「表情が固まるのでは?」
と心配される患者様もみえますが、当院では「トータルフェイシャルトリートメント」という最新の方法で、ヒアルロン酸注入やボトックス注射を行っているため【自然に】【違和感なく】若返ることが可能です。

 

◎エステや美容皮膚科に通っているがより高い効果を求める

◎多少の痛みがあっても、効果を早く出したい

上記を希望される患者様におすすめです。

 

「効果を最大限に発揮させたい」という患者様には、層別の治療を組み合わせる「オリジナル治療」がおすすめです。

一言で「シワ」「たるみ」と言っても、お顔の組織の様々な層で、老化が起こっています。

1つの治療で、1つの層にアプローチするよりも、患者様1人1人の層別の老化に合わせ、数種類の治療を組み合わせ「オリジナル治療」を行うことで、より若々しい・理想とする肌へ近づくことが可能です。

 

 

まずは、専門家に見てもらい、「シワ」「たるみ」がどこで起こっていて、どんな治療を行うことができるのか。

診断・提案してもらうことが重要です。

 

お気軽にご来院・ご相談ください。

 

私たちの顔は、骨・筋肉・皮下脂肪・真皮・表皮の5つの層から成り立っています。

しわやたるみは皮膚の表面だけで起きていると思われがちですが、実はこれらすべての層が関わってきます。

加齢や光老化とともに、それぞれの層に変化が起き、しわやたるみを作っているのです。

そのため、しわの改善は、層ごとの老化に合わせた治療が必要です。

大城皮フ科クリニックには、全ての層にアプローチできる、治療が揃っています。

各層ごとの治療を行うことで、お顔全体をトータルケアすることができるため、

より若々しく美しい肌に近づくことが可能です。

 

お顔の層に合わせた「トータルフェイシャルトリートメント」

ご興味のある方は、是非ご来院・ご相談ください。

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