手荒れは病院で治療できます
- 2020年03月27日
- カテゴリー:皮膚の病気
手湿疹(てしっしん)は、主婦、美容師、飲食店員、銀行員などによく見られる病気です。
水仕事をしたり、紙幣などの紙を扱ったりするため、手の油分が取られることに加え、洗剤などの刺激もあり、症状が出現します。
【症状】
〇皮膚が硬くなり、ガサガサになる
〇皮膚に赤みやかゆみが生じる
〇皮膚にひび割れが生じる
〇指紋がなくなる
【予防法】
〇刺激を避ける
水仕事の時は、ゴム手袋をつけるなど直接手に洗剤がつかないようにしましょう。
〇手洗いの後は、しっかり保湿する
手を洗うと、肌の油分が少なくなります。
手を洗った後は、ハンドクリームを使用するなどして、保湿を行いましょう。
【治療】
〇保湿剤、ステロイドの軟膏による外用薬治療
〇かゆみが強い場合などは、抗ヒスタミン薬の内服薬治療
治療により、症状が落ち着つくと、保湿剤やハンドクリームでの保湿をやめてしまう患者様もみえますが、
手湿疹は改善してからが重要です( ゚Д゚)
症状が改善してからも、水仕事の際の「ゴム手袋」の使用、「こまめな保湿」を継続し、
手湿疹を繰り返さないよう心がけることが大切です。