『帯状疱疹』ってなに?
- 2021年12月27日
- カテゴリー:皮膚の病気
今回は、季節の変わり目で疲れがたまったときに出る『帯状疱疹(たいじょうほうしん)』についてお話しします🍁
💡帯状疱疹ってどんな症状❓
☑️ピリピリと刺すような痛み
☑️小さな水ぶくれ(水疱)と、赤い斑点(紅斑)が帯状に現れる
※身体の左右どちらか一方
💡どうして帯状疱疹になるの❓
「水痘・帯状疱疹ウィルス」が原因です😈
🔹水ぼうそう(水痘)として発症
↓
🔹潜伏感染
水ぼうそうが治ったあとも、ウイルスは体内の神経節に潜んでいる
↓
🔹免疫力低下
加齢やストレスなどで、免疫力が低下するとウィルスが暴れだす💥
↓
🔹帯状疱疹
ウイルスが神経に沿って移動し『帯状疱疹』として皮膚に症状を発生させる😈
⚠️水ぼうそうにかかったことがある人は、誰でも帯状疱疹にかかる可能性があります💦
💡合併症や後遺症って何があるの❓
☑️顔面の帯状疱疹→角膜炎・結膜炎による視力低下や失明
☑️顔面の帯状疱疹→難聴・耳鳴・顔面神経麻痺
☑️帯状疱疹の皮膚症状が治った後も、何年も痛みが残る『帯状疱疹後神経痛』
⚠️特に『帯状疱疹後神経痛』は後遺症として残こる可能が高く、何年も通院される方も珍しくありません💦
🌈合併症や後遺症を残さないためにも「早期治療」が重要です🌈
💡どんな治療をするの❓
☑️抗ウイルス 外用薬
☑️抗ウイルス 内服薬
☑️痛みを抑える鎮痛薬
⚠️皮膚症状や痛みが落ち着いたとしても「後遺症」を残さない為に、処方された抗ウイルス薬・鎮痛薬は必ず処方通りに服用して下さい🏥
💡予防方法はあるの❓
☑️帯状疱疹を予防するワクチン注射
☘️50歳以上が対象
☘️自費治療(10,000円)
⚠️帯状疱疹の発症率は50代から高くなります。帯状疱疹ワクチンの接種をお勧めします‼️
体の免疫力が低下したときに発症しますので、日頃からの体調管理を心がけ、免疫力を低下させないことが大切です😊
当院には『帯状疱疹』を正しく診断するための検査キットのご用意もあります✨
綿棒で患部を擦るだけなので、痛みを感じことなく、検査することが可能です✨
「正しい診断&早期治療」が帯状疱疹の合併症や後遺症を残さない重要なポイントです👨🏻⚕️✨
帯状疱疹かな❓と思ったら、早めに受診し、早期に治療を開始しましょう🏥